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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
キュア☆おっきーR/水着ジェネレーションFOREVER
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いた。
まぁその日のため弟くんに連絡し、何とか出来ないかともちかけたのだが、

「ああ、その件は弟くんからもちろん聞いてますよ。でもここはお姉ちゃんの判断で出禁は解除しないことになりました。」
「マジですか。」
「はい、マジです。しかし探偵さんからの頼みだったので弟くんも中々引き下がりませんでしたね。なのでビーム撃ってちょっと意地悪したら可愛い声で鳴いてお姉ちゃんの言うことなら聞くよと言ってくれました。」
「えぇ…。」

武力で黙らせたようなモンじゃねーか。

「ちょっと意地悪って…何したんだろう。」
「ん?おれもマイにしてやろうかい?"ちょっと意地悪"ってやつを?」

そこ、おっ始めんな。

「他の人はともかく、出禁の武蔵さんは入れられません!お引き取り下さい!!」
「いやそこをなんとか!」
「弟くんの友達のお願いでもそれだけは聞けません!いきなり弟くんが斬り掛かられたらどう責任取るんですか!?」

いやアンタは武蔵をなんだと思ってるんだ。

「頼む、俺からもだ。」

そういい、俺の隣で頭を下げたのは大和。

「折角のデートなんだ。2人でイイ雰囲気になってもっと距離を縮めたいんだ。武蔵は絶対に暴れない。それはマスターの俺が約束する。」
「大和くん…!」

さらに恥を捨て土下座まで決め込もうとする始末。
こいつ時としてとんでもねー事やらかすんだよな。

「ど、土下座しても許しませんよ!」

ここまでしても一切譲らないジャンヌ。
だが、ここでついに救世主が現れる。

「探偵さん…?」

帰ってこないジャンヌを不審に思ったんだろう。
会場の出入口からやってきたのはこのシルク・ドゥ・ルカンのオーナー、そしてお姉ちゃんの弟、弟くんだ。

「お、久し振り弟くん。」
「弟くんじゃないってば。で、どうしたの?」

いつもの受け答えをし、ここで起きてる事態をかるーく彼に説明した。
すると、

「うん。いいよ。」
「いいんだ。」

アッサリ了承してくれた。

「弟くん!?正気ですか!?」
「だって、本人はもう二度としないって言ってるしマスターだって頭を下げてる。それで帰しちゃうのも可哀想だと思って。」

ありがとう弟くん…。

「恩に着る、弟くん。」
「顔を上げて武蔵マスターさん。あと僕は弟くんじゃないって。」

そう言われ、大和はすっと立ち上がった。
しかし弟くんが許してもお姉ちゃんはやはり許さない。

「ぐぬぬ…お姉ちゃんの言うことを聞かないんですね!悪い弟くんはこうですよ!!」

そういって取り出したのは棒状の何か。
あ、アレ録音機じゃん。
それを見るなり顔色を変える弟くん。

「いや!待って!それだけは!」
「言う事聞かないなら弟
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