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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
キュア☆おっきーR/水着ジェネレーションFOREVER
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「ふむ…これは…あいつのパソコンだな。」
数日後のこと。
陸からもらった例のパソコンを三笠にいる子安さんに見せに行ったところ、どうやら心当たりのある人物だったらしい。
「あいつって誰すか?」
「聞いて得になるような奴でもないよ。ただ言えるとすれば、代表のセックスに混ざりたいとかほざいてたマニアックなクソ女だ。」
「えぇ…。」
自分よりかは美人だったよと追加する子安さん。
成程…見た目完璧だけど性癖アレみたいなね。
ってか代表…あのクソデブとセックスしたいなんてどういう事だよ。
強めの幻覚でも見てんのかそいつ…。
ちなみにその女、今では物言わぬ石になってるそうだ。つまりはあの丹下と同じ運命を辿った。
「どうせあいつの事だ。パスワードはmy load renでどうだ?…ほぅらビンゴだ。」
起動し、難問であったパスワードをサクッと解くと子安さんはデータフォルダやメールなどを覗いていく。
「ふぅん…うん。なるほど…。」
データにおさめられた資料、送ろうとしていたメール。
そして、彼女の本拠地であり以前陸とステンノが拉致された支部では何が行われていたのか、
そこには事細かに書かれていた。
しかし
「場所は…わからないな。」
肝心の本部の場所までは突き止められなかった。
「だが任せろ。何としてでも尻尾を掴んでやる。給料も未払いなんだ…クソ財団め。逃がすものかよ。」
「婚期は逃したがな。」
「アンタは黙って本でも書いてろ。」
と、子安さんを後ろから見ていたアンデルセンがそう小言を言うも、子安さんはいつもの調子で返す。
仲が悪いわけじゃない。これが2人のスキンシップだ。
「っと言うわけで探偵さん。ここは任せておけ。結果が出たら連絡するよ。」
そういい、子安さんは棒付き飴を咥えパソコンとにらめっこし始める。
「ククク…見てろよ私を見下しやがったクソ野郎共。お高く止まりやがって…今すぐ恐怖のどん底に引きずり下ろしてやるからな」と言いながら作業を再開。
どうやらここに俺の出る幕はなさそうなので言われた通りにすることにした。
というものの、本来の目的は三笠にパソコンを届けに来たわけではない。
「あ、終わった?」
甲板に出ると待っていたおっきーが振り返ってお出迎えする。
「結果が出るまで待てってさ。」
本来の目的とはそう、いつかやろうと企画していた
「じゃあやるか。クワトロデート。」
彼女の他に待っていた人達。
カマホモ野郎と北斎。葵と紫式部。そして大和と武蔵。
そう、四組の同時デート。
すなわちクワトロデートを実行することだ。
?
「はーいとうちゃーく!」
それから横須賀にいた俺達は数分程で東京へと移動
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