リリカルなのは編
第十四話 私はのび太の使い魔ですから
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、概要は理解できたと思う。
手持ちの無人世界にアリシアの身体の保存施設を兼ねた一軒家程度の大きさの小型次元渡航船が準備され、ジュエル・シードを1個持ち次元渡航船内に入り、それにより他のジュエル・シードをコントロールする。(担当:プレシア)
船の中からそれを挟むように次元不干渉のミッド式魔法陣(円に四角)を上下に配置する。その際、魔法陣内の四角の頂点のそれぞれにジュエル・シードを設置し強化する。(担当:オリシアとフェイト)
船外に六芒星を作るようにジュエル・シードを等間隔に置き、船内のプレシアがジュエル・シードを共振させ、六角形の次元の穴を開け、船ごと虚数空間に入る。
闇の書を虚数空間に捨てる。(担当:のび太)
ジュエル・シードにジュエル・シードを触れさせることにより共振を止める。(担当:のび太、リニス、頼人、すずか、アリサ、忍)この際のジュエル・シードは共振が対で止まるように既に加工済み。
転移して帰る。
というスケジュール。
共振が止めやすいように一対で加工してあるジュエル・シードとか、重層の次元不干渉魔法により体感時間が止まるとか色々ツッコミたいところはあるが、リニスとプレシアがこれで良いというなら良いんだろう。
一応リニスもプレシア達と行かなくて良いのかを聞いたけど、
「私はのび太の使い魔ですから」
と残ることを決めたらしい。
儀式の前に各々にインテリジェンスデバイスを配られた。
名称は日本神話から取り、イザナギ(頼人)・イザナミ(はやて)・アマテラス(アリサ)・ツクヨミ(すずか)・スサノオ(俺)・オモイカネ(忍さん)となっている。
はやてには、麻帆良に引っ越しリハビリが終了したら渡す予定だ。
スペアポケットを使って10個で足りない分のジュエル・シードは出され、既に実験は繰り返され万全となっており、儀式自体は滞りなくスムーズに終わった。
闇の書を虚数空間に捨てる時に、通常空間で闇の書を出して転移されても困るので、左手でポケットの着いた服を持ち、右手を服のポケットに入れつつ、両腕を虚数空間に突っ込み、虚数空間内で闇の書を服の四次元ポケットから出すという荒技を行い、万全を期した。一応ノエルさんとファリンさんに虚数空間に落ちないように体を押さえてもらってた。
残った6対のジュエル・シードは加工時に安全な魔力発動体に変えられてるらしいが、一応四次元ポケットにしまった。
こうして、俺達の初めての事件は終わった。
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