第四百四十九話 鳥取での戦士達その十五
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「仙人さんは」
「ふん、だからふてくされて対応しているのだ」
「それもよくないですし」
「結局わしは何でもよくないのか」
「生活をあらためないと」
「誰がするか、という訳でだ」
今度は何処からか一升瓶を出して瓶ごと飲みつつ言った。
「もう飲んで寝る」
「やっぱりこのおっさんにはわざと流れ弾ぶつけてもいいんじゃねえか?」
金属バットも呆れてしまった。
「反省とか絶対にしないしな」
「ここまでいくとある意味凄いずら」
チャイコフスキーも言うことだった。
「尊敬は出来ないずらが」
「俺は別にいいと思う」
ロキはガルムを傍に置いて述べた。
「何もしないで災厄をもたらさないならな」
「謙虚で寛大でもですね」
「そうだ、どうにも我慢ならんことが三つあってだ」
ロキは一色に応えて話した。
「スサノオとスサノオが出す連中とだ」
「そして最後は」
「褌一枚の男ではなく動く度に迷惑を撒き散らす人だ」
「そういうことですね」
「また言うが褌はいい」
その褌一枚の一色に言う。
「あと裸エプロンもな」
「いいですか」
「特にな」
「裸エプロンの方が問題じゃないですか?」
るなはロキに問い返した。
「と言いたいですが」
「それでもだな」
「ロキさんとしてはですか」
「褌一枚はだ」
「甥やですか」
「だがそれより遥かにだ」
「動く度に迷惑を撒き散らすと」
るなは仙人を見つつロキに応えた。
「もうですか」
「我慢ならん」
「そうなんですね」
「俺は彼は好きだ」
一色を見て言い切った。
「料理も美味いしな」
「流石ですよね」
るなは一色の料理についてはこう言った。
「特に和食が」
「そうだな」
「もう味付けも焼き加減も」
「俺の国は料理はまずい」
「だからですね」
「余計に思った」
そうだというのだ。
「俺としてはな」
「そういえばですわ」
黒子が言ってきた。
「一色さんの学園にはイギリス料理の方はおられませんわね」
「アメリカに行く人は多いけれどね」
一色は黒子にも話した。
「けれどね」
「それでもですわね」
「イギリスに行く人は少ないね」
「そしてイギリス料理についても」
「専門の人はいないね」
「そうですわね」
「アメリカは色々言う人がいるけれど」
料理についてだ。
「その実世界中の資産家が集まってしかも色々な人がいるからね」
「あっ、だからですね」
美琴も言ってきた。
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