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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
☆情交-まじわり-
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こ、こんなのでいいのかしら…ね?」
「今更そんなこと聞かれても…ぅっ!」

何故こうなったか、
元はと言えば人並みの恋愛がしてみたくは無いのかという武蔵ちゃんの問いから始まったものだった。
それに対して俺はどう答えるか、

「そうなんじゃ…ないかな…!ずっと一緒にいて、手を繋いで、さっきキスもした…!それで今セックスもしてる…傍から見ればもう…立派なカップル、じゃないかな!!」
「か、かっぷりゅ!?」

奥まで突かれ、唐突な快感に呂律が回らなくなった武蔵ちゃん。

「わ、わらひ…やまとくんと…?」
「そう、カップル!それに好きじゃなきゃセックスなんてしない!武蔵ちゃんだって、好きじゃなきゃ俺を助けに来ないだろ!」

俺も武蔵が好きで、武蔵も俺が好き。
そうだ、つまり言ってしまえば事実上最初から

「りょう…おもい、かな?」
「そうだよ…っ!最初から…もう人並みの恋愛は始まってたんだよ…!」

人並みの恋愛をしてみたかった。
その願いは俺が武蔵ちゃんに助けられたその瞬間から叶いつつあったのかもしれない。

「や…まと、くん…っ?」
「分かってる。もうイきそうって言いたいんだろ。」

俺の言葉にこくこくと頷く武蔵ちゃん。
絡み合った手はより強く握りしめられ、より俺という男を求めてくる。

「ねぇ…っ、おねがいやまとくんっ?はてるならいっしょが…いいの…!」
「ああ分かってるよ。そんな風にお願いされたら…男としてやらなきゃなって思っちゃうだろ…!!」

そこまでおねだりされたのなら一緒に果てるまで。
恥じらいながらもそうお願いされたんだ。

「むさし…っ!!」
「や、やまとく…ん、んんっ???」

背中に手を回され、密着するように抱き寄せられる。
彼女の身体が痙攣し、全身で快感を味わっているのが分かった。
そして締め付けられる腟内に、俺も耐えきれず果てる。
一番奥に、彼女の中に自分の精を流し込んだ。

「…っ、はぁ…あぁ…っ!」

何にも例えがたい射精感を味わった後は、どっと疲れが押し寄せる。
自分のモノを引き抜き、そのまま彼女の隣に倒れ込んだ。

「…。」

なんてことを、しちゃったんだろう。
今はいわゆる賢者タイムというやつであり、これまでやらかした事が物凄く恥ずかしく感じてくる。
なんだよ男としてって。
馬鹿か俺は。

「ねぇ…。」
「!」

急に声をかけられ、慌てて横を向く。
隣にいるのは勿論武蔵ちゃんだ。
身体は汗でしっとりとしていて、その胸は呼吸で僅かに上下している。
余韻に浸り、蕩けたその目は俺を見ていた。

「どう…だった?」
「どうって…うん。」

彼女の指が、自分の指に触れる。
そのまま指を絡ませ合い、また手を
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