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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
☆情交-まじわり-
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「でね!大和くんはそこがいけないと思うの!」
「はぁ…。」
とあるラブホテルの一室。
俺はそこで武蔵ちゃんに晩酌を交わしお酒の力を借りて本音を語り合おうじゃないかと提案された。
それでまぁそうなったのだが
「いい?分かる!?もうちょっとぐいぐい来てもいいのよ!?事ある事に稽古稽古稽古って…!強くなる!?私がいるじゃない!?不満!?」
「いや…そうではなく…。」
どうして怒られてるんだろう…俺。
あれから暫くお酒を飲むうち、武蔵ちゃんはたちまち酔っ払い、このザマだ。
酔いで頬を赤らめ、大声で日々の鬱憤を吐き出していく。
俺は行きたくもない飲み会で鍛えられてたからお酒は強い方だ。
あの今は亡きクソッタレ上司に、今日だけは感謝しておこう。
「前にも言ったかもしれないけど…俺は武蔵ちゃんに相応しいマスターになりたいから…」
「なにそれ?こうやって私を呼び出せた時点でもう相応しいんですぅ!大和くんは自分を過小評価し過ぎなの!分かる?もうちょっと自信持って!ね!!!」
背中をバンバンと叩かれる。
なんだよこれ…これじゃ会社の飲み会と変わらないじゃないか…。
「ほら!もっと飲む!」
「あのさ…武蔵ちゃん。」
「なにぃ?私の酒が飲めないの?」
空になった俺のグラスに注がれるお酒
だめだこれ…。
「大和くんはさぁ…どうしてそんなに大人しいわけぇ?」
「大人しい…?」
と、普段なら絶対にしないであろう肩を組み、身体を密着させてくる。
酔ってるからだろうか…?
「草食系って言うの?」
「まぁ…そうなのかも…しれない…かな?」
「男なら肉食系よ。目の前にこーんな美女がいるんだから、もうちょっと積極的になってもいいんじゃない?」
「…?」
つまりそれは…どういう意味だ?
というより、さっきから腕にぐいぐいと胸を押し付けてくるだろうがこれはわざとか?それとも天然か?
「人並みの恋愛がしたいーなんて願ってたくせに…口を開けば強くなりたいだの武蔵ちゃんに相応しいマスターになりたいだの…。」
「…?」
人並みの恋愛がしたいとは…デーモンにやられて死ぬ間際俺が思った事だ。
何故それを…彼女が知っている…?
「しないの…?恋愛。」
「い、いきなりそんな事言われても…。」
本当に突然だ。
なんでそんな事を言うんだろう。
やっぱり酔ってるからか。普段の武蔵ちゃんならそんなこと絶対に言わないハズだ。
「…。」
「…。」
しばし流れる…無言の空気。
武蔵ちゃんは潤んだ目でずっとこちらを見てくる。
気まずくなって思わず逸らしてしまうと。
「い…!?」
「ダメ、こっち見る。恋愛したいって言ったのは誰?」
頬を両手で固定され、無理矢理目を合わ
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