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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百五十五話
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ギャグは不発に終わるからな」
「なるほどね。俺はお前みたいにサブカルにそこまで詳しくないからな」
「謙遜することは無い。ご主人様だって十分に詳しいと思うぞ」
「いや何十年も前の漫画やアニメ出されてもわからんっつの」
大したことのない、とりとめのないような話をしながら暦さんの居る部屋へ向かう。
「暦さん。入るよ」
どうぞ、と中から声が聞こえた。
これで入れる。
というのは冗談で二人へヒントへのつもりだ。
「久しぶり、暦さん。元気そうで何より」
「元気だよ。うん」
暦さんは教室の奥で壁に背を預けたまま、覇気のない返事を返した。
「駿河連れてきたよ。俺は詳細知らないし、こっからの説明は暦さんに任せるから」
「キミなら知ってるんじゃないのかい?」
「ねぇ俺あんたらカップルに嫌われるようなことした? 羽川さんといい暦さんといい。
まぁ、あの年増の要件なら予想はついてんだけどね」
説明を丸投げして俺は武器を取り出しておく。
疑似聖銀弾を込めた拳銃だ。
疑似聖銀弾というのは?利伽羅と同系統の術を仕込んだ炭素素材の弾丸だ。
効果のほどは不明だが、破魔の力を持っていると期待したい。
今日思いついて作ったので一切の実験をしていないのだ。
ガンガンガンと閉じたドアが叩かれた。
そしてそれに対して何の警戒もなく入室を許可する駿河。
「バカかよ、お前。俺がせっかくさっきヒント挙げたのに」
入室してきたのは甲冑。
鎧武者だ。
物々しい雰囲気を纏っている。
「伏せろご主人様! あと阿良々木先輩!」
飛び出した駿河が鎧武者、死屍累生死郎に殴りかかる。
怪異の腕でだ。
加えて数メートルの短さであれば誰よりも速いと称される彼女が全力で助走をつけての一撃。
その重い一撃で鎧武者はその身を砕かれた。
正確にはバラバラにされた。兜やらなにやらが崩れるように床に落ちて音を立てる。
「駿河ー。ソイツたぶんまだ倒せてねぇから下がりなー」
「そうなのか?」
「そうだよ。駿河、ステイ」
「ワン!」
そう言うと駿河がバックステップで戻ってくる。
冗談交じりか俺の隣でお座りをしている。
とりあえずあごの下を撫でておく。
「よくやった。駿河」
「おお!? ご主人様がデレた!?」
駿河の事は一旦無視だ。
「さて」
ワンピースの裾を挙げてレッグホルスターから拳銃を抜く。
「一夏君。あれは?」
「見りゃわかんだろ? 今回あの年増が言ってる依頼のターゲットだよ」
目の前で甲冑が組みあがっていく。
さっきバラバラになったの
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