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チートな俺とD×D
life.02:人間、やめました。1
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痛みで全身が痙攣してしまう、

「ぐっ!!」

光の槍が消えるとどばっと血が出てくる、口からも血を吐き鉄の味しかなかった、
ひざを突いて夕麻をみつめる、

「ごめんね、あなたが危険因子だったから早めに始末させてもらったわ」

テンプレご苦労さん、一応なぜって顔をむけておく、

「恨むならその身に神器《セイクリッドギア》を宿らせた神様を恨んで頂戴ね、じゃあね〜」

その場から夕麻が消えると俺はどっと倒れる、2度目だが死ぬ気で呼んでみるか、
手に付いた血をみて、あの赤い髪の美少女を思い浮かべた、
今ある魂の力を振り絞り願いかける、悪魔でもいいからと

目の前が赤く光を発光させるとあの真っ赤な髪をした人が現れた、

「あなたね、私を呼んだのは?」

うつろになりつつある意識で聞こえてきたその人を見つめてる、

「へぇ・・・おもしろい事になってるじゃない」

俺の事を見つめるその人みはなんとなく嬉しそうな感じだ、

「ふふふっ・・・あなたがねぇ」

たぶん俺の中のを見極めたんだろう、意識がほぼ無くなりかけて眼がかすむ、

「いいわ、あなたの命私が拾ってあげる、だから・・・」

私のために生きなさい

それを聞いたのを最後に暗闇に意識がおちたのだった。

*−*−*−*

『起きてください、起きてくれないと殺しちゃうよ♪』

俺はちょいヤンデレ風の目覚ましで起きた、う〜この目覚ましはちょっと失敗かな。
デジタルでしかも毎回違う女の子の声で起こしてくれる面白いっていって買ったが、
今日の目覚めには災厄だった。

「う〜日差しがいたい」

どうやらちゃんと悪魔になったのを確認できた、ただ日の光が痛いくらいだ、
よし気合入れていくか、制服に着替えてゆっくりと学校へとむかう。

つづく
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