第三百十話
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第三百十話 茶道の手順
和菓子を買った七人は今田先生のお屋敷に入った、そこには茶室もあって七人はお菓子を持ってその中に入った。
そしてそれぞれ正座してだった。まずは華奈子が言った。
「じゃあね」
「ええ、今からね」
「いよいよ茶道をするのね」
「皆手順はわかってるわよね」
「ええ、頭に入れたわ」
華奈子は春奈に答えた。
「全部ね」
「それじゃあね」
「それに添ってよね」
「やっていきましょう」
「いよいよね」
「ええ、もう手順を覚えていれば」
それでというのだ。
「後はね」
「それに添ってやっていけばいいのね」
「そう、それにね」
春奈はさらに話した。
「茶器は先生達が用意してくれたけれど」
「安いのよね」
「本当に練習用のね」
初心者のそれでというのだ。
「安いね」
「そうしたものなのね」
「だから壊してもね」
例えそうしてもというのだ。
「別にね」
「いいのね」
「先生はそう言ってくれたから、けれどね」
「やっぱりものは大事にしないとね」
「だから注意してね」
そうしてというのだ。
「やっていきましょう」
「そのことはやっぱりね」
「ちゃんとして」
ものは大事に使ってというのだ。
「そのうえでね」
「やっていくことね」
「そうしていきましょう」
「わかったわ、あたしガサツだって思うし」
自分自身をだ、華奈子は自分から言った。
「余計にね」
「気をつけるのね」
「そうしてやっていくわね」
「じゃあ私もね」
「春奈ちゃんもなの」
「気をつけてやっていくわ」
春奈は華奈子ににこりとして答えた、そうして七人で茶道に入った。それぞれ順番で丁寧な仕草で茶を煎れていった。
第三百十話 完
2020・10・23
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