暁 〜小説投稿サイト〜
オズの木挽きの馬
第八幕その二
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「そうなるよ」
「左様ですね」
「そしてね」
 それにというのです。
「どんどん楽しい国になっているよ」
「色々な国のものが楽しめてね」
「それに新しい文明もどんどん入って来ているし」
「思えばね」
 ガラスの猫がここで言いました。
「潜水艦が出て来てね」
「そうそう、飛行機もヘリコプターも出て来てね」
 木挽きの馬が応えます。
「そしてテレビも入って」
「コンピューターにね」
「テレビゲームに」
「そしてインターネットが出来て」
「携帯電話やスマートフォンもあるよ」
「今はね」
「物凄く変わったよ」
 オズの国もというのです。
「本当にね」
「そうよね」
「魔法もどんどん進歩して」
 グリンダも言いました。
「その魔法と科学が一緒になって」
「そしてね」
 木挽きの馬は言いました。
「どんどんよくなっていってるね」
「楽しく便利にね」
「そうだね」
「オズの国も変わったわ」
「色々なものが出て来て」
「そして新しいものもね」
 テレビやスマートフォン等がというのです。
「誕生して」
「凄い国になったよ」
「本当にね」
「スマートフォンなんて」
 モジャボロはしみじみとして言いました。
「いや、テレビですらね」
「モジャボロさんがオズの国に来られた時は」
「夢みたいなものでしたよね」
「ラジオもまだね」
「そんな時代でしたから」
「だからですね」
「うん、こんなものがあるなんてってね」 
 恵梨香達五人にお話しました。
「科学も凄いと思ったよ」
「科学と魔法は同じ位凄いね」
 木挽きの馬はこう言いました。
「そしてその二つが合わさると」
「余計に凄いことになって」
 恵梨香はしみじみとして言いました。
「夢みたいなものになるわね」
「そうだよね、オズの国を見てると」
 ジョージは恵梨香に続きました。
「心から思えるよ」
「科学と魔法が一つになったら」
 神宝の言葉には感嘆すらありました。
「これ以上はないまでに素晴らしいものになるんだね」
「それがあるのがオズの国なのよね」 
 ナターシャはそのオズの国のお話をしました。
「まさに」
「お伽の国だからだね」
 こう言ったのはカルロスでした。
「そんな有り得ないことが普通にあるんだね」
「そうよね、そして色々な人がいるのよね」
 恵梨香はこうも言いました。
「本当に」
「そうだね、妖怪さん達もいるし」
「真田幸村さん達もいて」
「お伽の国だけあって」
「色々な人もいるわね」
「そうなのよね、このまま先に進むとさらに色々な人に会えるわね」
 恵梨香はこのことを楽しみで仕方がなくなっていました。
「今回の旅でも」
「そうだね、だから先に進んでいこうね」
 木挽の馬
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ