第四百四十九話 鳥取での戦士達その八
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「そしてそこから帰って来ない」
「もも先輩まで言うのかよ」
「地獄は楽しいと思う」
ももは右手の親指をサムズアップにさせて告げた。
「行って来るといいから」
「誰が行くか」
「私も推薦者がいます」
ねむりんは和真を見て言ってきた。
「どうしようもない屑でカスが」
「俺かよ」
「この男私をブルマ姿にしたり下着をスチールしたり一緒にお風呂に入って身体を洗わせたりしました」
「それはかなり危ないですね」
鬼太郎が見てもだった。
「和真さん、貴方地獄行くかも知れないですよ」
「俺そこで死んだんだけれどな」
めぐみんが言った時にというのだ。
「それでも駄目か」
「まあ処刑されたならいいですが」
「よかった、本当にな」
「まあ和真は和真でいいことしてるしな」
リムルが見るところである。
「地獄まではいかないだろ、叡山もな」
「そうですね、問題があっても極悪人でないなら」
リグルも言った。
「それでいいですね」
「そうだからな」
「人は全て罪を犯します」
ゲルドは理知的な顔で話した。
「そのことは覚えておくことです」
「ああ、腐りきった外道でもないとな」
「やはり地獄には落ちないでしょう」
「罪を犯して同時にいいこともするからな」
「リムル様の言われる通りかと」
「そうだよな」
「お父様もそうね」
えりなはリムル達の話を聞いて言った。
「確かに隠し子でお兄様がいたし何かとおかしなことをしたけれど」
「何かえりなのお父さんって一輝のお父さんにそっくりなのよね」
ステラが見たところだ。
「お話聞くと」
「そうね、私も思うわ」
「そうよね」
「ええ、どうもね」
「二人共切り捨てるべきですね」
珠雫はこう言った。
「即座に」
「ああ、お父様は私がひっぱたいておいたから」
えりなはその珠雫に話した。
「もういいわ、改心もしてくれたし」
「ではお父様だけでいいですね」
「黒鉄さんも色々あるわね」
「はい、何かと」
珠雫も否定しない。
「実は草加さんに共感するところもあります」
「草加さんも癖強い人やしな」
こう言ったのは雄大だった。
「わい等には面倒見ええけどな」
「敵でないとそうですね」
「そやな」
雄大は白夜に応えた。
「悪い人やないわ」
「ですが敵ですと」
「正直めっちゃやばい人やな」
「僕達の誰よりも」
「あの兄さんは確かにやばいな」
サイタマが見てもだ。
「道を思いきり踏み外していたしな」
「そうですね、聞く限りでは」
ジェノスはサイタマのその言葉に頷いた。
「あの人は」
「俺達にもどっちかっていうとよくしてくれるけれどな」
「危ういものを多分に持っています」
「そうした人だな」
「まことに」
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