暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
新年初笑い『アガートラームマスターマリア』
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違ってる……」

ツェルト「普通間違えないだろ!?」

ウェル「ハッハッハ、やっちゃったYO☆」

ツェルト「ノリノリで言うんじゃねぇッ!気に入ったのかそれ!?」

ウェル「気に入っちゃったYO☆盗らないでくださいYO?」

ツェルト「盗るわけねぇだろそんな語尾ぃッ!それよりもっとあるんだよ誤植ぅ!!」

ウェル「え〜、まだあるんですかぁ?どの辺なんだYO?」

ツェルト「どの辺なんですYOぉ?そんな無理に言わなくても……最後だよ、最後のページッ!マリアが、『私の新しい技を見せてあげるわッ!』って超ドキドキのシーンだよッ!!」

ウェル「どれどれ?」

マリア『私の新しい腋を見せてあげるわッ!』

ウェル「あっ、ホントだ。やっちゃったYO☆」

ツェルト「何なんだよ新しい腋ってッ!腋見せてどうすんだッ!?」

ウェル「すみません。彼女の事で頭がいっぱいでついうっかり……」

ツェルト「しかももっと酷い誤植が、最後のコマにあるんだよッ!!マリアが白銀の剣を構えて『はああああッ!』って突っ込む所ッ!!」

ウェル「えぇ〜?そんなセリフ間違えないと思いますけど……」

ツェルト「間 違 っ て ん だ よ」

マリア『まそっぷッ!』

ツェルト「なんだよまそっぷってッ!?もう意味わかんねぇしッ!!しかもこのコマに書いてある煽り文句ッ!!なんだよこれッ!?」

『彼女が出来ました──☆』

ツェルト「何自慢してんだコラァ!?」

ウェル「やっちゃったYO☆」

ツェルト「やっちゃったYOじゃねーだろッ!!煽り分はこれ自慢したくてつい言っちまっただけだろ!?」

ウェル「言っちゃったYO☆」

ツェルト「だから言っちゃったYOじゃ……あ゛あ゛あ゛もうッ!なんかもうッ……やってられねぇんだYOォォォォォッ!!」

ウェル「ごめんですYO☆」

・完結編

ナスターシャ「もしもし。月刊F.I.S.のナスターシャです。お疲れ様」

ツェルト「え、ナスターシャさん?」

ナスターシャ「今日から私が『アガートラームマスターマリア』の担当になりました。よろしくお願いします」

ツェルト「え?あの、ウェルは?」

ナスターシャ「お亡くなりになりました」

ツェルト「嘘だろ!?なんで……」

ナスターシャ「実は初デートの前に彼女から別れを告げられたようです」

ツェルト「それで自ら命を……?」

ナスターシャ「いえ、事故死です」

ツェルト「事故死ぃ!?」

ナスターシャ「なんでも仕事中に彼女から別れのメールが来て、ショックで階段から転げ落ちてバタッと……」

ツェルト「あいつがその程度で死ぬのかはちょっと疑問なんですが……」

ナス
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