第三章 リベン珠
第9話 メタボになるよ:後編
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確認しなければならない事があったのだ。
「ちなみに鈴瑚さん、これからどうするのですか?」
「う〜ん、暫く地上に住んでみようかと思います。地上での生活は色々と大変だけど、住めば都と言いますしね。それに、鈴仙が永住するって決めた所ですからそんな悪い所じゃないって分かっていますからね」
「鈴瑚……」
自身と、今の自分の故郷である地上を受け入れる旨の言葉を言われて、鈴仙はどこか胸の空く心持ちとなるのだった。
そして、これは鈴瑚なりの、元同僚としての気遣いなのかも知れないと思うと心強いものを感じるのだ。
「それじゃあお二人さん、お気を付けて」
その鈴瑚の計らいの言葉を受けて、二人は再び旅立つのだった。特に勇美にとってはここから先は未知の領域なのである。
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