114 独りぼっちの女の子
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って寝てしまった。
「大丈夫よ。暫く起きないわ。三人で楽しみましょ」
「うん、ありがとう」
のり子はキャロラインが邪魔の排除をしてくれた事に感謝した。
数日後、ある時、近所で爆音が聞こえた。
「キャー!」
「ワー!」
のり子には何だか分からなかった。
「な、何?」
「のりちゃん、敵が来たわよ!私を連れて外を出て!」
「う、うん!」
のり子は家を出た。街の中を走る。そこに一人の外国人のような男性が無限にナイフを飛ばしている。多くの通行人が無差別に刺されていく。
「鳥橋のり子」
マシューが現れた。
「マシューさん、あれは何?」
「アレハ、ムハメド、トイウ男ダ。私ガイル世界ト敵対スル者。私ガ授ケタキャロライントイウ人形ヤ私ト共に戦ッテクレルカイ?」
「のりちゃん、私も力になる!だから、あの敵を倒そう!」
「キャロライン・・・。うん・・・!」
のり子は腹を決めた。その時、キャロラインが巨大化した。
「えい!」
キャロラインの手から光線が放たれる。光線はナイフを破壊し、男の腕に命中させた。
「うおおお!!誰だ!?」
男は方向を向いた。
「貴様コソ、ナニヲシテイル!?」
「黙れ、俺はこの国が腐っていると聞いてこの地に戦の素晴らしさを教えているのだ!」
「何て、めちゃくちゃな事を言ってるの!」
「めちゃくちゃじゃねえさ!お前、平和の世界の人間だな?」
マシューは気付かれた。
「ダカラ、何ダトイウ?」
「てめも、纏めて消してやる!このヨコハマとかいう人間ども、このムハメド様から戦の素晴らしさを教わりな!!」
「やめて!」
のり子も怒った。
「ええい!」
キャロラインが手をムハメドに向けた。念力を掛けたのか、ムハメドが動かなくなった。
「この、こざかしい真似を!」
ムハメドは体が動かない状態でナイフをキャロラインの方へ向けた。
「キャロライン!」
その時、キャロラインは元の人形の大きさに戻って、ナイフを回避した。
「のりちゃん、私と合体して!」
「合体!?できるの?」
「うん!」
キャロラインはのり子に飛び込んだ。そしてのり子は自分の体の中にキャロラインが入っていた。
「のりちゃん、これで列車のように速く走ったり、相手に光線を放ったりできるよ!それから、のりちゃんは、攻撃を行う能力を持ってるから私と合体するともっと強くなれるの!」
「そ、そうなの!?」
「二人共、説明シテイル暇ハナイ、アイツヲ倒スノダ!」
「俺は体が動かなくてもナイフは飛ばせるんだぜ!」
ナイフが来る。
「のりちゃん!」
「うん!」
のり子は走り出す。列車のような速さだった。それでナイフを避ける。
「私モ戦ウヨ!」
マシューは手から砲弾を発射した。ムハ
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