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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
結・婚・宣・伝
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「あの…こういうとこ初めてで…」
「ふむ、そうかい。なら気をつけるといい。ここは私のような悪属性のサーヴァントが集まる場所…。キミのような善人は来る場所ではないが…まぁ問題ないサ。"悪"は来るものは拒まないからネ。くつろいでくれたまえ。」

青く薄暗い光に照らされたシックでおしゃれな雰囲気のbar。
悪属性達のキケンな香りを楽しみたいあなたは…是非いらしてはいかがかしら?(イケボ)

「それじゃあ何を頼もうかしら?」
「ふむ…女神ならば…"アフロディテ"はいかがかな?あなたの口に合うと思うのだがネ。」
「あら、お酒に美の女神の名前がついてるのね。」

そしてモリアーティさんはプロなので、あなたにあったカクテルをつくってくれる。
恋人を誘えばイイ雰囲気にしてくれること間違いナシ!
え、私?私は…別に…ああもう話を逸らさない!

「って、別にここはそんな堅苦しいところじゃないですよ。もうちょっと気をラクにしてください。」

と、そんな雰囲気に緊張しっぱなしの彼をなだめるべく、やってきた店員さん。
この人こそこのbarを有名たらしめる存在、看板娘のクズシロ マキさんなのです。
ちなみにこの人、あの北斎さんのマスターよ。

「あ、どうも。」
「お客さんこういうとこは初めてですか?ゆっくりしていってくださいね。」

そういい、笑顔を振りまく優しいマキさん。
どうしてbarなのに着物を花魁風に着崩してるの?とかそういうことは聞かないでね。
これは、彼の趣味だから。
あと会いたいなーって思った人は気をつけてね。彼、男だから。
じゃあなんで女装してるのかって?
これも、彼の趣味だから。

とまぁそんな堅苦しい場所でもないし、お酒を飲んでりらっくすしたいなーなんて方は来てみてはどうかしら?
たまに海賊も訪れるみたいだし、お酒でも奢ればイイ話が聞けたりするかも?

「メカクレなら奢らずとも喜んでお話しよう!というわけでそこの女神様。前髪、伸ばさない?」

でしゃばらないで。


「ここが噂の…!」
「大きいわね。」

さて、場所は変わりましてこの町のメインスポット、ホテルプリンセス・ロード・キャッスルにやって参りました。
全十二階。高級感漂う部屋と豊富なメニュー。
さらにお隣には観光のため無理して急いで増設した室内プールもあるわよ!ナイトプールにも対応してるみたいね!
え、無理して急いでは余計?言わない方がいい?

「いらっしゃい。マスターの方ですね。」
「あ、はい。」

出迎えてくれたのはこのホテルのオーナーさん。
最近女子高生のお嫁さんが出来たそうよ!近々結婚するんだって!
え、それも言わない方がいい?わかった。
さらにこのオーナーさん、気前も良くて

「なら
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