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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
結・婚・宣・伝
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ットコムと提携してるから通販にも対応してるわよ!
遠くのあなたも出不精のあなたも今すぐチェックしましょう!
ちなみにオンラインの会員になると特典で真空パックに詰められた即席キュケオーンが届くみたいだからその辺はなんかこう…なんとかして。

「疲れたわマスター。それと、小腹も空いたわね。」
「じゃあお昼にしましょうか。」

さて、あちこち歩き回り疲れた2人がやってきたのはとある通り。
ここには様々な飲食店が並ぶ通り、誰が名付けたかは知らないがその名も食べ歩き街道。
おしゃれなカフェも、ガッツリいただける定食屋も、みんなで騒げる居酒屋も、なーんでも揃ってる場所よ!
さらにここの調理師はみんなものすごい腕前でね!食通でも思わず舌をうならせるほどの絶品なの!
なんでもある探偵から色々教わったらしいけど…最近の探偵ってのは料理もできるのかしら?
にしてもあの時のうどん美味しかったなぁ…この仕事終わったらまた食べに行きましょ!

さて、私情はそれまでにしてPRの続きなのですが…

「お、こんなところに何の用だい?」

美味しい料理には美味しい食材が付き物!
そんなこんなで各料理店に野菜を提供している人がいます。
それがこの人、品川さんという方です!

「元々はしがないサラリーマンだったんだけどな。こうして世界が崩壊した際、思い切って転職してみようって思ったわけさ。」

彼は元々、この町から離れた場所で農業をしていましたが色々あってここ姫路町に場所を移したのです。
そして彼のサーヴァント、静謐ちゃんと共に作る野菜は美味しいのなんの!
調理してもいいけどとれたて新鮮な野菜にそのままかぶりつくのもこれまた一興!
また彼は格安で売ってくれるから来た際には買っていってはどうかしら?ビックリするくらいオマケされるけどね!
ハインド商会とも契約を結んでるし、遠く離れたところでも彼の野菜を味わえるわよ!

「いやー美味しかったですねぇステンノ様。」
「そうね。あなたもこれくらい上手になりなさいな。」

それから食事を楽しんだ2人。
辺りは日が暮れ薄暗く、街灯もつき始めました。
さて、そろそろ泊まる場所を探さなければなりませんが…。

「あれ、何かしら?」

女神様はある場所に目が止まります。

「あれは…barじゃないですか?」
「面白そうね行ってみましょう。」

蜘蛛の巣と蝶がかたどられたネオンの看板が飾られているとあるbar。
そう、ここも姫路町名物、その名もbar『蜘蛛の糸』

「いらっしゃい。おや、珍しいお客さんだネ。」

まずお出迎えしてくれるのはこの店のマスター、犯罪界のナポレオンことジェームズ・モリアーティ。
でも安心して、ここの彼は悪さなんてしないし裏切りもしないから。
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