第116話
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一方襲い掛かる虎の姿をした闘気の塊に対してエリゼはその場で闘気を溜め込んで次元をも切り裂く程の強烈な一撃を放ってアンゼリカが放った拳と蹴り、そして波動弾を連携して放つSクラフト――――――タイガーハウリングによる止めの一撃を切り裂いて無効化した。
「エニグマ駆動!――――――アルジェントアーク!!」
「キャアッ!?」
そこに長い駆動時間を終わらせたオリヴァルト皇子が幻属性の最高位アーツを発動させた。すると異空間から銀色の巨大な船が姿を現した後攻撃対象であるエリゼの周囲に目掛けて爆撃と霊力のレーザーを放ってエリゼにダメージを与え続けると共に怯ませた。
「チャンスだっ!久しぶりに”アレ”をするから合わせてくれよ、トワ!」
「うん、いいよ、クロウ君!」
エリゼが怯むとそれを好機と判断したクロウはトワと互いの視線を交わした後お互いに肩を並べたクロウは双銃に、トワは魔導銃にそれぞれ蒼き霊力を充電し始めた。
「蒼海の神姫(しんき)! 」
「未知なる道を切り開け! 」
そして蒼き霊力の充電を終えたトワとクロウは同時に蒼きエネルギーをエリゼ目掛けて発射した!発射された二つの蒼きレーザーは融合して極太のレーザーとなり、エリゼを襲った!
「「E(エリスレット)・エクシード―――――ッ!!」」
発射された二つの蒼きレーザーは融合して極太のレーザーとなり、エリゼを撃ち抜いた!
「キャアアアアア……ッ!?……っ!く……っ、兄様達どころかZ組メンバーを欠いていながらこれ程とは、”Z組”発足の為のテストケースのメンバーというだけはありますね……!」
トワとクロウが放った蒼海のエネルギーで敵を撃ち抜く協力技――――――E・エクシードによって大ダメージを受けたエリゼは悲鳴を上げた後自身の予想以上のトワ達の実力の高さに唇を噛み締めると態勢を立て直す為に大きく後ろに跳躍してトワ達との距離を取った―――――
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