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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第14話 陽だまり、デジタルワールドへ! 光の闘士ヴォルフモン
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髪の少年に麻酔薬や睡眠薬を大量投与してまで眠らせないといけない『理由』について響とセレナには想像ができなかった……正確に言うと、あまり想像したくないと思うのだった。

それから少しして、セレナとガブモンが進化したガルルモンは仲間達の捜索に向けて出発しようとし、見送りとしてレオモンとエレキモンがいた。


エレキモン「ほらよセレナ、弁当と水筒だ。ちゃんと休憩は取れよ♪」

セレナ「ありがとうございます♪」

レオモン「すまない、私達の内誰かを君達の手伝いに回せれば良かったのだが……」

ガルルモン「謝らなくて良い。レオモンやアンドロモン達がレジスタンスの立て直しやデビモンへの再戦に向けての準備に忙しいのはわかってるから」

セレナ「私達も夕方頃には捜索を切り上げて戻って来ます。それまで立花さん達のことをよろしくお願いします」

レオモン「承知した、任せてくれ♪」

セレナ「それじゃあ、行って来ます♪」

エレキモン「おう、気をつけてな♪」

ガルルモン「ああ♪」


こうして、セレナとガルルモンは仲間達の捜索に向けて出発するのだった……
















視点は再び未来とストラビモンに戻り、未来は異世界であるデジタルワールドに来てしまったことに対する混乱から何とか落ち着き、ストラビモンにデジタルワールドのことや、ストラビモン達デジモンのこと等の説明を受けていた。


ストラビモン「説明は以上だが、何かわからないことはあるか?」

未来「ありがとう、大体理解できたよ♪ でも、ここがデータで構成された世界だなんて、とてもそんな感じはしないね」

ストラビモン「まあな。データで構成されているとは言え、デジタルワールドは未来達の世界と同じ『現実の世界』だからな。そして、デジタルワールドと同じデータで構成された俺達デジモンも感情を持って『生きている』生命体だ」

未来「そっか……うん、そうだね♪」


未来はストラビモンの言葉に、このデジタルワールドがゲームの世界では無い『現実の世界』、そしてストラビモン達デジモンが自分達と同じ感情があり、現実を『生きている』生命体であることをちゃんと理解するのだった。


未来「それにしても、異世界に来ちゃうなんて……エルシャさん達心配してるだろうし、響達を探さないといけないのに……どうしたらいいんだろう……?」

ストラビモン「? 誰か探してるのか?」

未来「うん。私と同じ人間で、友達なんだけど、急にいなくなっちゃって……」

ストラビモン「人間か……そう言えば、最近始まりの町を拠点としているレジスタンスに人間の協力者が加わったと噂で聞いたな……」

未来「っ! それ、本当!?」



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