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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第14話 陽だまり、デジタルワールドへ! 光の闘士ヴォルフモン
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……?」


未来は先程のデビドラモンと光のことを思い出し、不思議そうな顔をしていた。


未来「あ、そうだ! 響達を探さなきゃ! あ、でも……よくよく考えたら、私勝手にコテージから飛び出しちゃったんだったっけ……エルシャさん達心配してるだろうし、一度コテージに戻った方が良いかな……?」


未来はこの時自身が新暦世界では無い異世界にいること、そして今はコテージに戻れないことに気付いていなかった。

そんな彼女に忍び寄る影があった。


?「キィィィィィッ!!!」

未来「え? な、何!?」


突如聞こえたその奇声に未来は驚き、聞こえた方へ視線を向けると……


スナイモン「キィィィィィッ!!!」

未来「えええっ!? 今度はカマキリの化物!?」


成熟期の昆虫型デジモンーースナイモンの姿があり、スナイモンは未来に接近し、腕の鎌を振り下ろそうとしていた。


未来「きゃあああああっ!!?」


あまりに突然のことで逃げ遅れた未来は悲鳴を上げ、訪れる痛みへの恐怖から思わず目を閉じた……その時。


?「リヒト・ナーゲル!!」

スナイモン「キィィィィィッ!!?」

未来「…………え?」


突如現れた何者かが光り輝く両手の爪でスナイモンを斬り裂いたことで、未来は死の危機から救われ、斬り裂かれたスナイモンはそのままデータの粒子となって消滅した。

未来は自身を助けてくれた者の正体を確かめようと視線を向けると……そこには、半獣半人の姿をしたデジモンがいた。


?「怪我は無いか、未来?」

未来「は、はい! あの、どうして私の名前を? それに貴方は一体……?」

?→ストラビモン「俺の名はストラビモン、お前のパートナーデジモンだ。パートナーである者の名前を知っていてもおかしくはない」


未来の問いに、クールな印象が強い成長期の獣人型デジモンーー『ストラビモン』はそう答える。


未来「ぱ、パートナーデジモン? ごめんなさい、貴方の言っていることの意味がよくわからないんだけど……」

ストラビモン「む、そうか? まあ見たところ、この世界に来たばかりで混乱している様だからな。理解しろと言う方が無理があるか……すまん、俺自身の配慮が足りなかったな」

未来「ううん、気にしないで……あれ? この世界に来たばかり?」


ストラビモンの言葉に引っかかるものを感じた未来は疑問符を浮かべる。


未来「え、えっと、ストラビモン……だったよね? 1つ聞きたいんだけど……私がこの世界に来たばかりってどう言う意味……?」

ストラビモン「? そのままの意味で、未来はこの世界ーーデジタルワールドに来たばかりなんだろ?」

未来「で、デジタ
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