第二章
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そこにまずは朝早くに行ってそうして釣りをした、その時に二人共結構連れてゆみりは千明に笑顔で言った。
「やっぱり釣りは朝よね」
「朝早くよね」
「漁師さんも夜明け前にお仕事するし」
「だからね」
それでというのだ。
「釣りもね」
「朝早くなのね」
「それがいいのよ」
こう言うのだった。
「それで夕方にもね」
「いいのね」
「だから部活が終わったら」
その時はというのだ。
「またここでね」
「釣るのね」
「そうしよう」
千明はゆみりに笑顔で話した。
「またね」
「そうね、じゃあね」
「お昼はそれぞれ学校で部活で」
「夕方またね」
「ここで釣り楽しもう」
二人でこう話してだった。
それで朝に釣りを楽しみ時間になると部活に行った、そして部活が終わるとまた波止場で釣りを楽しんだ。
夕方も結構連れた、それでゆみりは千明に笑顔で言った。
「いや、いい感じね」
「そうね」
千明も釣りながら微笑んで述べた。二人共折り畳み式の椅子に座ってくつろいで釣っている。実にリラックスしている。
「今日は。じゃあ釣ったお魚はね」
「小さくてリリースしていない子以外はね」
「私のお家でね」
そこでというのだ。
「お刺身にしたり天麩羅にしたりお吸いものにするから」
「食べるのね」
「何故釣るか」
それはというと。
「やっぱりあれでしょ」
「食べるからね」
「だからね」
それでというのだ。
「食べましょう」
「それじゃあね」
「私もさばけるけれどお母さんが得意だから」
魚をさばくことはというのだ。
「だからね」
「それでなのね」
「お母さんに頼んで」
「それでなの」
「一緒に食べよう」
「それじゃあね」
二人で笑顔で話してだった、そして。
夕方の釣りが終わるとだ、二人は千明の家に入ってそうして千明の母に釣った魚をさばいてもらってだった。
刺身や天麩羅そして吸いものを楽しんだが。
ゆみりは食べ終えると千明に言った。
「夜はどうするの?」
「釣り?」
「行くの?」
「ああ、夜釣りね」
自分の家に泊まることになっているゆみりに話した。
「それはね」
「止めた方がいいっていう口調?」
「実際にそうよ」
千明はデザートの苺を食べつつ一緒に食べているゆみりに話した。
「この辺りはね」
「それはどうしてなの?」
「釣りは実際にやってみてだから」
千明はクールな口調で述べた。
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