アマゾン態
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『やあ。初めまして。美樹さやか』
「キュウべえ!」
白い、ウサギのような猫のような妖精。仮面のような無表情が、一瞬だけウィザードを向いた。
『久しぶりだね。ウィザード。今回はどうやらバーサーカーと戦っているようだね』
キュウべえは、相変わらずの無表情できゅっぷいと頷いた。
『悪いけど、今は君には用はないんだ』
キュウべえの視線は、聖杯戦争参加者のウィザードではなく、ただの一般人であるさやかに向けられた。
「な、なに……?」
さやかもまた、驚きの眼差しでキュウべえを見つめていた。一方恭介は、キュウべえを視認することもできず、「どうしたの? 何が見えてるの?」と戸惑っていた。
だが、キュウべえはこの緊急事態の中、他に興味を向けることなく、さやかにこう告げた。
『美樹さやか。僕と契約して、魔法少女になってよ!』
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