第四百四十八話 荒ぶる神スサノオその十一
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「今からね」
「それじゃあね」
「そしてね」
天空寺はこうも言った。
「皆で戦おう」
「そうしましょう」
「すぐにね」
こう話してだった。
戦士達はすぐに赤城山に向かいそこに入った、すると木と木の間に無数の眼魔達が展開していた。その彼等を見てだった。
天空寺達はすぐに変身した、ネクロムはその姿で言った。
「ではだ」
「ええ、今からね」
「訓練で培ったものを活かしてだ」
そうしてとだ、爪を出した猫娘に話した。
「そのうえでだ」
「戦うことね」
「そうしていけば問題ない」
「勝てるわね」
「そうだ」
こう言うのだった。
「だからな」
「これからよね」
「落ち着いて戦っていく」
その様にするというのだ。
「いいな」
「それじゃあね」
「拠点はここに置いてじゃ」
目玉の親父も言ってきた。
「そしてじゃ」
「そうしてですね」
「戦っていこう」
こう鬼太郎にも話した。
「ここではな」
「わかりました、では」
「山の中は視界が悪い」
「迂闊に前に出ずに」
「皆で拠点を守りながら戦っていこう」
「それがいいですね」
「それではな」
「はい、戦っていきましょう」
「鬼太郎、木の上からも来るぜ」
ねずみ小僧はそちらを見つつ鬼太郎に話した。
「ここの木は高いからな」
「うん、そうだね」
「猿みたいにな」
ねずみ男はこうも言った。
「そうして攻めて来るからな」
「そちらにも気をつけることだね」
「むしろ木の上に主にいて」
ジャベルも戦う姿で言った。
「そこから眼魔達と戦えばいい」
「ああ、そうだな」
ねずみ男はジャベルのその言葉に頷いた。
「上から攻めた方がいいからな」
「ではな」
「そうして戦っていこうぜ」
「それではな」
「来た」
またネクロムが言った。
「ではだ」
「戦いのはじまりじゃ」
砂かけ婆も強い声で言った。
「それではじゃ」
「力を合わせて戦うぞ」
子泣き爺も言う。
「これからな」
「負けた奴はちゅーするぞ」
砂かけ婆はこうも言った。
「よいな」
「そこでもそう言うんじゃな」
「駄目か」
「いや、そうでなくては張り合いがない」
子泣き爺は砂かけ婆にこう返した。
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