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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
怖がり吸血鬼ギャスパー登場!天空の野菜畑を攻略せよ!
第72話 それぞれの日々、最後の眷属ギャスパー登場!
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ろそろギャスパー君の事をイッセー君とアーシアちゃんに話さなくてもいいのかしら?」
「そうだったわね」
リアスさんはコホンと一息付くとギャスパーという子について説明しだした。
「イッセーとアーシアは話だけ聞いてると思うけど、私には僧侶の駒を使った眷属の子がいるのよ」
「それは知ってます。確か封印されているんですよね?」
「ええそうよ。名前はギャスパーといってその子は人間と吸血鬼のハーフなの。そして神器を宿しているの」
「神器を……」
神器は人間にしか宿らないが人間とのハーフなら神器が宿ることもあるらしい。
「でもギャスパーは神器を制御できなかったの。いずれそれを暴走させてしまう事を恐れた過激派がギャスパーを抹殺するように言ってきたわ」
「過激派?」
「悪魔の上層部の中でも純潔悪魔に拘る派閥よ。他の種族は勿論の事、転生悪魔をも嫌悪しているわ」
「なんですかそれは?確か眷属化って悪魔の数が減ったのをどうにかしようとしてやっているんですよね?それなのにそれを批判するってアホなのですか?」
俺は過激派なる存在に溜息を吐いた。そもそも自分たちの都合で眷属化しているのにそれを批判するって……
「貴方の言いたいことは分かるわ、イッセー。でも悪魔っていうのは吸血鬼に匹敵すると言われる位プライドが高いの。過激派はまさにそんな悪い部分を凝縮した悪魔だけで構成された組織よ」
「改めて最初に会った上級悪魔がリアスさんで良かったと思いますよ……それでギャスパーという子はどうなったんですか?」
俺はギャスパーという子がどうなったのか気になった。何せ過激派はその子を殺せと言っていたが現在は封印で済んでいるからだ。
「私はお兄様に頼んで何とか封印という形にしてもらったわ」
「その言い方だと魔王でも過激派を完全には納得させられなかったって事ですか?」
「過激派の主要メンバーはお兄様よりはるかに長い時を生きた最古参の悪魔たちなの。上層部にも強い権力を持っていて如何にお兄様とはいえ全面的に従わせることは難しいわ」
ふむ、魔王というのも完璧ではないんだな。
「ギャスパーは私が制御できるようになるまでは封印される事になったわ」
「その子は今どこにいるんですか?」
「旧校舎のある部屋にいるわ。夜中になれば旧校舎内限定だけど部屋から出られるようになってるし、私達も顔を出していたの」
旧校舎にいたのか。そういえば知らない匂いを嗅いだことが何度もあったけど、それがギャスパーって子の匂いだったのかもしれないな。
「でも前にコカビエルを討伐したことで私の実力が認められたの。そして今ならギャスパーを制御出来るだろうと判断されたようなの。まあ実際はイッセーの力を借
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