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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
怖がり吸血鬼ギャスパー登場!天空の野菜畑を攻略せよ!
第72話 それぞれの日々、最後の眷属ギャスパー登場!
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いていたいよー」
「でももう朝ご飯ですよ。早く起きないとみんなに迷惑をかけてしまいます」
「それは大変ね!早く起きないと!」
イリナは朝ご飯と聞くと目の色を変えて部屋を出ていった。
「じゃあ私達も行きましょうか」
「そうだな」
俺と小猫ちゃんはそんなイリナに対して呆れたように溜息を吐いて食堂に向かった。
―――――――――
――――――
―――
食事を終えた俺達はイリナとゼノヴィアに留守番を任せて学園に向かっていた。久しぶりの学校生活に少しワクワクしているんだ。
「それでイッセー先輩が……」
「あはは、それは良かったね」
小猫ちゃんは祐斗と俺の事で話しているようだ。
「アーシアは学校生活に慣れたかしら?」
「はい。毎日が楽しみで幸せです」
リアスさんはアーシアに学園生活はどうかと聞いていた。彼女は何かとアーシアを気にかけてくれており妹のように思ってくれているみたいだ。
「イッセー君、ちょっといいかしら?」
「どうかしましたか、朱乃さん?」
小猫ちゃん達の後ろを歩いていた俺に朱乃さんが声をかけてきた。
「少し貴方に聞きたいことがありましたの」
「俺に聞きたいこと?なんですか」
「もしかしたら小猫ちゃんと一線を越えてしまったのでしょうか?」
「ぶっ!?」
朱乃さんのまさかの一言に俺は噴き出してしまった。
「どうしましたか、先輩?」
「いや、くしゃみが出そうになっただけだ……大丈夫」
小猫ちゃん達が振り返って首を傾げていたが、俺は誤魔化した。
「もしかして早めの夏風邪ですか?気を付けてくださいね。先輩」
「ありがとうな、小猫ちゃん」
小猫ちゃん達が再び前を見て歩き出したので俺はホッと息を吐くと朱乃さんに詰め寄った。
「あ、朱乃さん!いきなり変なことを言わないでください!」
「うふふ、ごめんなさい。でもそんなに焦るという事は事実なのかしら」
「いやいや、そんなことは……」
「実はわたくし、昨日の夜中に水を飲みに起きて一階に下りましたの。すると真夜中なのにイッセー君と小猫ちゃんがとっても恥ずかしい格好で浴室に向かっていたのを見て……」
「すみません。嘘つきました」
「よろしい♪」
俺は即座に謝った。まさか朱乃さんが一階にいたとは……発情していたのと気分が高揚していたから気が付かなかった。
「そ、そのですね……」
「イッセー君はわたくしに手を出してくれないのかしら?恋人なのに……」
朱乃さんはそう言って頬を膨らませた。そうだ、朱乃さんだって女の子だ。いつまでも手を出さないでいたら不安にだってな
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