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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
怖がり吸血鬼ギャスパー登場!天空の野菜畑を攻略せよ!
第72話 それぞれの日々、最後の眷属ギャスパー登場!
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にして言わないとな。


(それに黒歌もな……)


 彼女とは出会ってまだそんなに立っていないが、彼女の俺への態度を見ればどういう想いを持っているかは察することはできる。彼女ともちゃんと話をしてケジメを付けるつもりだ。


「小猫ちゃん、俺は必ず君も皆も幸せにして見せる。それが間違っていることだとしても俺は絶対に皆を離さないよ」
「ふふっ、一線を越えてから益々男らしくなりましたね。その調子で目指せ、ハーレム王ですね」
「いや、ハーレムがしたい訳じゃないんだが……」
「でもいずれはそうなるでしょう?」
「まあ結果的にはそうなるのか……」


 まあ全員を幸せにするって事はちゃんと養いつつ彼女達を満足させないといけないからな。将来結婚したら俺の時間はなくなりそうだが、彼女達を幸せにすると決めたんだ。それくらいどうって事ないぜ。


「さて、そろそろイリナさんを起こさないと」
「そうだな。おいイリナ、もう朝だぞ」


 俺はイリナの肩を掴んで揺すってみるが起きないな。子供時代の時は朝から遊びに来るくらい早起きだったのに今はそうでもないのか?


「イリナ、起きろって。もう朝だぞ」
「あっ……だめぇ……イッセーくん……それは二人きりで……」


 駄目だ、起きないな。体を揺すっても何故か顔を赤くしてモジモジし始めた。


「どうしよう、小猫ちゃん。イリナ全然起きないぞ」
「しょうがないですね。先輩、今から言う事をイリナさんにしてみてください」
「なんだ?」


 小猫ちゃんに教えてもらった事をイリナにしてみる事にする。しかしこんな事で本当に目を覚ますのだろうか。


 俺は寝ているイリナの耳元に顔を寄せるとボソッと呟く。


「イリナ、可愛いね。キスしてもいいか?」
「うん!いいよ!」


 俺がそう言うとまるで磁石に引き寄せられたかのようにイリナが起きて俺に抱き着いてきた。本当に起きたぞ、こいつ……


「あれ?もう朝なの?」
「おはようございます、イリナさん。もう朝ですよ」
「あっ、おはよう小猫ちゃん」


 イリナは俺に抱き着いたままきょろきょろと辺りを見ていたが、小猫ちゃんに声をかけられて挨拶を返した。


「イリナ、そろそろ離れてくれないか?」
「あっ!おはよう、イッセー君!あのね、さっきイッセー君にチューされる夢を見ていたの。朝起きたらイッセー君がいるなんてもしかしてアレって正夢だったのかな?」
「さあな。というか離れてくれないか?胸が当たってるぞ……」


 イリナは朱乃さんのパジャマを借りていたんだけど、彼女の豊満な胸はそれくらいでは遮断できないらしく俺の胸板で潰されていた。



「えー、もっとイッセー君とくっ付
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