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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
怖がり吸血鬼ギャスパー登場!天空の野菜畑を攻略せよ!
第72話 それぞれの日々、最後の眷属ギャスパー登場!
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猫ちゃんもそんな二人を見てクスッと笑いながら朝の挨拶を返した。


「ふわぁ……おはようございますぅ……」
「おはよう、イッセー」
「おはよう、アーシア、ゼノヴィア。イリナはどうしたんだ?」
「ああ、アイツはいくら起こそうとしても全く目を覚まさなかったからな」
「何をやってるんだ、イリナは…」


 次に食卓に来たのはアーシアとゼノヴィアだった。昨日まで旅やら宿題やらで色々忙しかったアーシアは普段より疲れた顔をしていた。


「だいじょうぶか、アーシア?」
「ちょっと眠いですぅ……」
「疲れたもんな。美味しい朝ご飯作ったからこれ食って精を付けてくれ」
「はーい……」


 ゼノヴィアに手を引かれながらふらふらと眠そうに歩くアーシアは凄く可愛らしい。


「おはよう、イッセー!」
「おはようございます、リアスさん」
「わぁっ!これがイッセーの家のご飯なのね。凄く美味しそうだわ!」
「ははっ、お口に合えばいいんですけど」
「何言ってるのよ。貴方の料理の腕は私以上でしょ?美味しいに決まってるじゃない」
「そう言ってもらえると嬉しいですね。しかも今日は小猫ちゃんが手伝ってくれたのでもっと美味しいと思いますよ」
「それは楽しみね」


 魔法陣からリアスさんが現れて挨拶を交わした。彼女はこの家には住んでいないが可能な限りは全員で食事を取ることにした。一緒に食べた方が美味いからな。


「師匠!おはようございます!」
「アウッ!」
「おはよう、ルフェイ、テリー。オブ
の分の飯を作っておいたから後でもっていってやってくれ」
「はい、了解です!」


 そして今度はグルメ界からルフェイ、テリーがやってきた。テリーは俺に飛びつくと嬉しそうに顔を舐めてくる。オブは流石に体が大きすぎるので後でルフェイに飯を持って行ってもらおう。


「さて、俺はイリナを起こしてくるかな」
「私も行きます」


 俺と小猫ちゃんはイリナが眠る部屋に向かう。そして大きめの枕を抱いて幸せそうに眠るイリナを見てため息を吐いた。


「イッセーくぅん……だぁいすきぃ……」
「どんな夢を見てるやら……」
「モテモテですね、先輩」
「あはは……」


 涎を垂らしながら俺の名を呼ぶイリナにどう反応していいか頬を掻いていると、小猫ちゃんがイリナを見て可笑しそうにクスクスッと笑った。


「私はもう先輩に愛してもらったのでちゃんとイリナさん達も愛してくださいね」
「ああ、勿論だ」


 普通ならいい顔はしないはずなのに小猫ちゃんはイリナを気遣っていた。俺の恋人は寛大すぎて足を向けて眠られねぇよ。


 考えればちゃんとイリナに想いを伝えていなかったな。今度デートに誘ってちゃんと言葉
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