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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
怖がり吸血鬼ギャスパー登場!天空の野菜畑を攻略せよ!
第72話 それぞれの日々、最後の眷属ギャスパー登場!
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side:イッセー


「う、う〜ん……今何時だぁ」
「おはようございます。イッセー先輩?」


 気怠さを感じながら目を覚ました俺は、ふと今が何時なのか気になった。すると俺の隣から女の子の声が聞こえた。


「おはよう、小猫ちゃん」


 俺は自身の彼女であり、最愛の人に挨拶を返した。


「先に起きていたんだ」
「はい。と言っても30分ほど前ですけどね。でもお蔭で30分間先輩の寝顔を堪能できました?ちなみに今は6時30分ですよ」
「そっか〜……」


 俺は背伸びしながら肌寒さを感じた。まあそれも当然か、今俺は何も身に付けていないんだから。


「じゃあそろそろ起きて朝ご飯や弁当の用意をするか」
「なら私も手伝いますね」
「えっ、でも今日の当番は俺だろう?小猫ちゃんはもう少し寝ていたらどうだ。昨日だってそんなに寝れてないんじゃないか?」
「ふふっ、お気遣いありがとうございます。でも私はもう大丈夫ですよ。だって先輩の腕枕でぐっすり寝れましたから」
「なら一緒に作ろうか」
「はい?」


 小猫ちゃんはそう言うとベットから体を起こそうとする。俺は慌ててシーツを彼女に被せた。



「わぷっ……どうしたんですか?」
「いや、改めてなんか恥ずかしくなってな」
「クスッ、なんですかそれ」


 小猫ちゃんも俺と同様に衣服はおろか下着すら身に付けていない状態だ。いくらその……チョメチョメした仲とはいえ恥ずかしい。


「先輩、照れているんですか?あんなにいっぱい恥ずかしいことしあったのに……」
「か、からかうな!いいから早く着替えなさい!」
「はーい♪」


 小猫ちゃんにからかわれながら俺達は着替えて一階に降りた。そして全員分の朝飯と弁当を用意していく。


「先輩、『蟹ブタ』の生姜焼きできましたよ」
「俺も『バラック』の卵をつかった卵焼きができたぜ」
「じゃあ後は『レモレタス』と『ネオトマト』をいれて完成ですね」


 テキパキと全員分のお弁当を用意した後、次は朝飯の用意を始めた。


 『ムキムキ小麦』で作った手作り食パンをこんがり焼いてバラックの卵の残りで『ジューシイタケ』、『蟹ブタ』のベーコンを中に混ぜたオムレツを作る。そして『ゴールデンにんじん』、『スプラッシュだいこん』で作ったコンソメスープを食卓に並べた。


「おはよう、イッセー君」
「小猫ちゃんもおはようございます」
「おはよう、祐斗、朱乃さん」
「おはようございます」


 最初に起きてきたのは祐斗と朱乃さんだった。学校ではイケメンと美少女で有名な二人だが、悪魔なので朝には弱いらしく若干眠そうな様子だ。でもファンが見たらギャップ萌えしそうだな。


 小
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