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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
DAY BREAK (オリキャラ登場)
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知らずにおいででしたか」

 

「聞いてねぇよ!」

 

「200万を5等分すると...うおぉぉぉっ!計算できん!」

 

「簡単です!オイラが50万!ナツが50万!リートが50万!ラリカが50万!残りはルーシィです!」

 

「頭いいな!ハッピー!」

 

「「残ら(ねぇ)(ないわ)よ!?」」

 

「やはり馬鹿ですわねあなた方!私わたくしが100万に決まっているでしょう!」

 

「「(俺)(あたし)らの取り分減ってる(じゃねぇか)(じゃないの)!」」

 

「まぁまぁ、皆さん落ち着いて」

 

「いや!この状況で跳ね上がった金額聞いて落ち着けるかぁ!」

 

「でも、なんで...急にそんな...200万に...」

 

「それだけ、どうしても、あの本を破棄したいのです。私は、あの本の存在が許せない...」

 

カービィはどこか悔いるように吐き捨てる。そして、ナツの頭が燃えて立ち上がり

 

「燃えてきたぁぁぁ!」

 

とリートとルーシィを引っ張って出ていきハッピーとラリカも追いかけていった。

 

そうしてリート達を見送るカービィの目は険しいものだった

 

 

・・・

 

 

『エバルー公爵邸』

 

「すいませーん!メイド募集のチラシを見て来ましたー!誰か居ませんか〜!」

 

ルーシィを一人門の前に立たせると、残り全員は近くの木に隠れて見張っていた。

 

「ルーシィー頑張れよー」

「ファイトですわよー」

「頑張れ〜」

「…不安」

 

ナツ、ラリカ、ハッピー、リートはそれぞれルーシィを見て危険がないか見張っていた。

 

「?何か聞こえる」

 

「何かって?」

 

リートが反応した次の瞬間、ルーシィの足元から何かが飛び出してくる。

 

それは、ゴリラのような体格をした、メイドだった。

 

「あなた、メイド募集の広告を読んで来たの?」

 

「は、はい!」

 

ルーシィが震えながら言うと、

 

「ご主人様!募集広告を見て来たそうですが!?」

 

メイドが大きな声でそう叫ぶ。

すると今度は、地面から変な髭の男エバルー公爵が飛び出してきた。

 

「なんで地面から出てこれんの?前世モグラなの?」

 

「もぐらなら西洋では土竜って書くからナツやリートと同じだね」

 

「嬉しくねぇ」

 

「ボヨヨーン!我輩を呼んだかね?」

 

(き、来たー!)

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