第七話〜部室、扉の向こうに・・・V〜
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ツらだ!
「どうだ?」
「メッチャ合ってるじゃないか!」
「そうですね。皆さんお似合いです。」
「そうだろう?やっぱ流石俺だなっ」
ということで、一回家に帰り駅前に再集合した。
「おぉ〜二人とも似合ってるじゃん!」
「そうかな・・・」
長門を見たら、かすかに頬が赤らんでいるのが見えた。照れているのだろうか?
♪〜
縁日会場。ここでは少し早めの盆踊りとたくさんの出店が出ていた。
朝比奈さんとハルヒコは金魚すくいをしに行った。
「オレ達は、どうしようか?長門?」
「あれ・・・」
指をさした先にはここのB級グルメの出店があった。
「ほう。買いに行くか。」
「待って・・・」
「どうした?」
「こっちも良いしあっちも良さそう。」
長門がとても悩んでいる。元の世界では見られない表情だ。頭を抱えているのも新鮮だな。
で、結局最後にさしたB級グルメに決まった。
「美味しい!」
「そうですね〜」
「美味しい」
長門だけ大盛り。それがすぐに無くなった。ってことで今日はこの後花火をして終った。
次の日、オレから惰眠を奪ったのはハルヒコからの電話だった。
「今日は休みで明日は午前中はバイト、午後は昆虫採集だからな!」
「ハイハイ」
と、軽く受け流したが電話をかけてきた時間を見てビックリした。なんとアイツは朝の6:30にしてきていたからな。
で、バイトと昆虫採集の日。
「よし!集まったな。頑張れよっ!!」
と、渡されたのがカエルらしきクマの着ぐるみ。
なんのバイトだって?バイトの内容は、駅前に出来た某全国チェーンのスーパーの開店セール。
「なんだ?このハルヒコとの待遇の差は・・・」
こう言ってる間にもたくさんの人々が来る。昼頃やっと解放された。みんな汗だくだ。
「お疲れさん!!店長も喜んでいたぜ!」
「店長の感情はいらない。バイト代は?」
「これだ!!」
と、出したのはオレたちにとってとても嬉しい『アイス』!それにソーゲンダッチ。高級だ。
「美味しい!!流石、ソーゲンダッチだな」
「確かに高級ですが美味しいものは美味しいですからね〜」
なんて今日だった。
次の日は映画鑑賞。
と、詳細を告げたいが長くなりすぎるためダイジェスト式で行かせてもらう。
2日間休むと5日間の夏期合宿。そして帰ってくるとハゼ釣り大会。今期二度目の花火。
肝試し、ライブ観賞、バッティングセンター、○ウンド○のボーリング、海水浴。
と、楽しく過ごした夏休み。前回とは違い宿題を7月中に終らせたためか朝比奈さんの泣き声を聞く事が無かった。だが、長門から電話が入った。
「すぐに、駅前の公園に・・・」
「分かった。すぐ行く」
駅前公園 二十一時
「って、古泉まで!
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