第七話〜部室、扉の向こうに・・・V〜
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何かがおかしい。オレが見てるのは本当に関係の無い熱血男児の競り合い。
『さぁ〜。バッター四番、朴月!!打った〜・・・』
何だろう?この違和感は?宿題も終らせ、心配する要素は無いが何かそろそろハルヒコが暴れそうな気がしてならない。というかその【気】が当たってしまった。
プルルル
「キョン子ちゃん。電話〜」
「分かってますよ」
「よう。キョン子。暇だろ!今日二時に駅前に集合なっ」
ブツッ
まだ、オレは何も言ってないのだが・・・
プルルル
「はい?」
「持参物を言うのを忘れてたぜ!水着と充分の金な!自転車に乗ってくる事!オーバ!!」
ヤーダ。
駅前 十四時。
キーッ
「遅いぞ!!キョン子!」
「スマン」
おいおい、頼むぜ。女の子に二人乗った自転車を漕がすつもりか?
そういや、ハルヒコはともかく三人とも宿題を終らせたのであろうか?朝比奈さんと古泉は正統にやったであろう。問題は長門だ。アイツ情報統合思念体とやらに助けてもらったりしたのか?
「そんな、不粋な事はしない。」
長門にジト目で見られたって・・・
「ウワッ!?いるなら声ぐらいかけてから言え!」
「キョン!キョン!」
「何だ?」
「遅れた罰なんだけど・・・い、いやあの」
「何だ?早く言えよ」
「特別に自転車を俺がこぐっていうのでゆ、許してやる!」
なんかアイツ照れながら言ったな。
「で、どこに行くんだ?」
「ハ、ハァし、市民プールだ」
「ふ〜ん」
着いた。一回、いや一万回以上こいだ身だから分かる。二人は大変だと。
二人?オレと朝比奈さんだ。長門は古泉だけ。
「もう、ダメだ〜」
「ハルヒコ!もうへばったのか?プールに入るぞ〜」
「プール?・・・ヨッシャ〜!!待て!すぐ行く!!」
「ハァ〜・・・ダメだ。コイツ」
さて・・・
「ハルヒコ、プールに入って5分で鼻血を出すとはなんたる醜態だ。まったく・・・って古泉!?」
「キョンさん。すみません!体が勝手に・・・グハッ」
腹にエルボーをくらわせた後、首に関節技を決めてやった。最後に得意の裏拳をもう一回腹に・・・
力は男の時よりかなり弱くなっていたが、気持ち悪さにより男の時のパワーを発揮出来た。
「二人は、ここで寝かそう。起きるだろう。」
てか古泉は百合だったのか。夏は危険だな、特にプール。
「本当に大丈夫でしょうか?〔アワアワ〕」
なんて感じでプールを堪能?した。二人?あの後約30分、寝ていた。
その次の日、オレたちは市民運動場にて開催される縁日へ行くため、男3人分の浴衣、着物?どっちでもいいが着物を買いに来ていた。
「ちょっと、試着してくるから待っててくれ」
「分かった」
と、言ったもののちょっとが長い!一時間待ってやっと出てきた。まぁ、どんな服でも合うヤ
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