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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
バルカン討伐 前編
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!?」

 

 

「よろしくネ」

この男が、フェアリーテイルの3代目マスター、マカロフ・ドレアーである。

 

「とぅっ!」

 

マカロフが二階の手摺に飛び乗り、紙の束をちらつかせる。

 

「まーたやってくれたのぅ貴様ら、見よ評議会から送られてきたこの文書の量を」

 

「うわっすげぇ量」

 

リートが唖然とする。

 

「まずグレイ!」

 

「んあ?」

 

「密輸組織を検挙したまではいいが………その後街を素っ裸でふらつき、挙げ句の果てに干してある下着を盗んで逃走」

 

「いや、だって裸じゃマズイだろ………」

 

「まず裸になるなっつってんだよ」

 

「エルフマン! 貴様は要人護衛の任務中に要人に暴行」

 

「男は学歴よって言うからつい…」

 

「ついってなんだ、ついって」

 

「カナ・アルベローナ、経費と偽って某酒場で呑むこと大樽15個、しかも請求先が評議会」

 

「バレたか…」

 

「なんでバレないと思った...」

 

「ロキ、評議院レイジ老師の孫娘に手を出す。某タレント事務所から賠償請求がきておる」

 

「また、えらいところに手ぇ出したなオイ」

 

「さっきから色々と言っておるがリートも他人事ではないぞ」

 

「俺?」

 

「ナツそしてリート…、デボン盗賊一家を壊滅させるも民家を7件も壊滅。

 

チューリィ村の歴史ある時計台を半壊。フリージアの教会の一部を火事に。ルピナス城一部損壊。ナズナ渓谷観測所崩壊により機能停止。ハルジオンの港半壊」

 

「それ、やったのナツじゃねぇか!!俺はむしろ止めてた側だわ!!」

 

「気にするなよリート」

「あい、失敗は誰にでもあるよ」

 

「復活早ぇよナツ、んでもって誤解されるから慰めんな!」

 

(雑誌に載ってたのってほとんどナツとリートだったのね...)

 

「アルザック、レビィ、クロフ、リーダス、ウォーレン、ビスカ…etc…」

 

「貴様等ぁ、、、ワシは評議院に怒られてばかりじゃぞぉ」

 

マカロフが体を震わせて言うが

 

「だが、評議院などクソくらえじゃ」

 

マカロフは文書の束を魔法で燃やすと、ナツに向かって放り投げ、ナツは口でキャッチする。

 

 

「よいか、理を超える力はすべて理の中より生まれる。魔法は奇跡の力なんかではない。我々の内にある気≠フ流れと自然界に流れる気≠フ波長があわさりはじめて具現化
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