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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
クリスマス
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握り潰しそうになりながら叫んだ。
因みにソニアには既に渡しており、サイバーエルフであるソニアはクリスマスの情報が飛び交うサイバースペースにいる。
そして深夜となり、早速子供達にプレゼントを配ろうとする。
因みに全員は潜入操作などに使うクリスマス専用装備で地下に潜った。
「えーと、これで最後だね」
「ああ、これで全部配ったぞ」
リストを確認して自分達の班の分を配り終えたルインとエックス。
すると、他の子供達に配っていたことゼロとアクセルからの通信が来た。
『こちらゼロだ。こちらの分は全て配り終えた』
『聞こえる?アクセルだよ、こっちの分も配り終えたよ』
「ありがとうゼロ、アクセル。今日はお疲れ様、アイリスとルナにもよろしくね」
『『了解』』
通信が切れるとルインはエックスに振り返る。
「ゼロとアクセルの班も終了したって」
「そうか、最近はイレギュラーの発生率も下がっているし…これからずっと平和なら良いんだけど」
「正直、今はイレギュラーよりもエネルギー問題だよね。エネルゲン水晶も大分枯渇してきたらしいし」
「ああ、マイヤールビーも大分数を減らしている…今は古代のエネルギー技術を復活させることで何とかなっているし…何とか新しいエネルギー資源が見つかれば良いんだけど…」
「そう言えば、ルナが新しいエネルギーを造るとか言ってたよね…ルナなら何とかなりそう」
「そうだな」
「あ、そうだ!メリークリスマス!エックス…って言っても私のクッキーだけどさ」
エックスに差し出したのはルインが貰ったクッキーである。
「…ルイン、俺には俺の分があるから自分で食べたらどうだ?」
「いやいや、私のはバタークッキーだけど、エックスはココアでしょ?半分にして、エックスのも半分にして私に頂戴」
「なるほど」
半分にすれば丁度1人分だ。
エックスは早速自分のクッキーを半分にしてルインに差し出す。
「ありがとう、早速頂きます」
半分にしたクッキーを美味しそうに食べるルインを見てエックスはこんな穏やかな時間が続けば良いのにと心から思った。
一方、先にハンターベースに戻ったゼロとアイリス、アクセルとルナの班はハンターベースに帰投し、クリスマスパーティーで酔い潰れたのであろう、ハンターやらオペレーターの屍に溜め息を吐いていた。
「クリスマスパーティーに参加しなくて正解だったな」
「みんな見事に酔い潰れてるわね」
「ダグラスまでいるよ。」
「おーい、おっさん。生きてるかおっさん」
「うーん…あんまり揺らさないでくれ…頼む…」
軽く揺するとダグラスの死にそうな返答が返ってきた。
「そんな状態になるま
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