第五百九十四話 正門にてその十一
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「そうなる」
「もうそこまでいったら」
「本当に生きている意味ないわね」
「そこまで親不孝しても気付かなくて」
「気付いても何とも思わないなら」
「だからそんな奴はもうな」
法律に触れていなくてもというのだ。
「生きていてもな」
「意味がない」
「そこまでっていうのね」
「そうした奴の話を聞いて思った」
やはり心からだ。
「世の中生きていては駄目な奴がいるとな」
「まあ下には下がいるからね」
ロミオは苦い顔で応えた。
「そんな奴は下の下のね」
「最低ランクだな」
「上の上を一番上としたらね」
「下の下のだな」
「それ以下だよ、漫画で言うとね」
ロミオはここで例えた。
「いじめ漫画でいじめキャラを贔屓する」
「そんな風だな」
「しかもストーリーがループなうえに全く進まない」
いじめ漫画でだ。
「そうしたね」
「聞いてるだけで酷い漫画ね」
ビアンカはロミオが話したその漫画についてコメントした、世の中漫画も色々なものがあるということだ。
「それはまた」
「例えだけれどね」
「そんな漫画あったら」
どうなるかとだ、ビアンカはさらにコメントした。
「もうね」
「非難轟々だね」
「即刻打ち切りでしょ」
「そうなるの間違いないね」
「投稿サイトでもね」
作者が投稿したいだけ出来るそうしたサイトでもというのだ。
「普通にね」
「批判の嵐で」
「人気出ないでしょ」
「炎上してばかりでね」
「炎上と人気は違うから」
同じ注目されていてもだ、悪名は無名に勝るというがそれは人気とは全く別のものであるということだ。
「だからね」
「うん、もうね」
「そんなのだとね」
「普通にそうなるね」
「そんな漫画と同じね」
ビアンカはここでこう言った。
「そんな馬鹿は」
「もう読む価値もなければ」
「お付き合いしてもね」
「何の意味もなくて」
「生きてる価値もね」
「ないね」
「どんな人にも価値はあるっていうけれど」
ビアンカは考える顔でこうも言った。
「けれどね」
「それはあくまで人であって」
「そこまで馬鹿だとね」
「人間かどうか」
「そこまでいくわね」
「人は他の人の痛みがわかってね」
そしてとだ、ロミオは話した。
「苦しみや悲しみがわかって」
「それで、だからよね」
「人間と言えるよ」
「そうよね」
「それがね」
これがというのだ。
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