第五百九十四話 正門にてその九
[8]前話 [2]次話
「血があるとだ」
「輸血出来てね」
「それだけで人が助かる」
「そうだよね」
「それすらもしないでだ」
それでというのだ。
「他人への思いやりが一切ないならな」
「本当に生きていても仕方ないね」
「全く以てそうだ」
「そこまで馬鹿な奴だと僕もね」
ロミオも言った。
「本当にね」
「突き合わないな」
「若しお店をしていて」
その場合もというのだ。
「間違って採用しても」
「そんな奴とわかるとだな」
「すぐにクビにするよ」
そうするというのだ。
「絶対にね」
「仕事が出来る出来ないでなくな」
「それですぐにお店の状況とかチェックするよ」
「馬鹿な店員を雇う店はどうなるか」
「それを考えるとね」
「怖いな」
「誰だって潰したくないよね」
自分の店はというのだ。
「本当に」
「ああ、仕方なく店閉まいはあってもな」
「そうだよね」
「それならだ」
「そんな店員を雇ったら」
「間違えるのは仕方ない」
この場合はというのだ。
「どうしてもな」
「人間だからだね」
「人間は間違える」
どうしてもというのだ。
「完璧じゃないからな」
「そうだよね」
「しかし問題はだ」
それはというと。
「間違えた後でだ」
「そこでどうするかだね」
「そうだ、若しそんな馬鹿な店員だとわかったらな」
「即座に首にすることだね」
「理由はテロ肯定か」
それになるかというのだ。
「法律がわからない、人の痛みもわからないしな」
「発言でわかったってなるね」
「それに第一にだ」
「テロを肯定するのなら」
「そんな店員を置いておけるか」
店にというのだ。
「そう言ってだ」
「首にして」
「すぐに店の状況を見ることだ」
「商品やお店の中がおかしくなっていないか」
「お金のこともな」
「それでお客さんもだね」
「そんな馬鹿な何をしていてもおかしくない」
そう考えられるからだというのだ。
「だからだ」
「お店の中や状況を確かめて」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「問題がなければそれでよしだが」
「あればね」
「すぐに手を打つことだ」
「そうしないと駄目だね」
「すぐにそうしないとな」
「潰れる危険があるね」
「そして自分の人を見る目についてはな」
何よりもというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ