第一章
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「何で親父に一番懐いているのか」
「本当にわからないわ」
「親父って犬嫌いだよな」
「そう、猫が好きでね」
家には猫はいない、しかし父の実家には代々猫がいて父はその猫を心から可愛がっているのだ。それは二人も見ていて言うのだ。
「犬はね」
「嫌いなのにな」
「それなのに何でだよ」
「俺にわかるか」
その父も言ってきた。
「俺が一番わからないことだ」
「そうよね」
「全く、俺は犬が嫌いなんだ」
父は自分から言った。
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