第四百四十七話 妖怪の森からその十四
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そうして風呂も入った、その後でじっくりと寝てそうしてだった、翌朝は朝食を食べて訓練に入ったが。
その中でジャベルは言った。
「皆さん一瞬ごとに強くなっていますね」
「そうなのね」
「はい、鬼太郎さんも他の方も」
ろくろ首に対して答えた。
「一瞬ごとにです」
「強くなっているのね」
「当然アデル様達も」
つまりライダー達もというのだ。
「そうなっています」
「そんなに成長速いんだ」
「はい」
ジャベルは今度は垢舐めに答えた。
「左様です」
「そうなんだね」
「それとです」
「それと?」
「サポート役もです」
「つまりおいら達もなんだ」
「一瞬ごとにです」
その単位でというのだ。
「強くなっています」
「おいら達戦っていないけれどね」
「はい、そのお仕事が」
「ああ、サポート役もその立場で戦っているから」
「今の様に言いました」
強くなっている、その様にというのだ。
「私も」
「そうなんだね」
「ですからこのままです」
「強くなっていくことだね」
「サポート役の動きがよければ」
それならというのだ。
「それだけ素晴らしい力になります」
「ふむ。ただいるだけではないか」
油すましはジャベルのその言葉を聞いて頷いて述べた。
「そうか」
「勿論です、後方がしっかりしていないと」
それならというのだ。
「戦闘要員も満足に戦えないですから」
「それはジャベルさんもじゃな」
「左様です」
ジャベルは油すましに答えた。
「そのことは」
「それでか」
「今申し上げます」
どうしてもというのだ。
「共に強くなっていきましょう」
「ではな」
「そう言われるとな」
たんころりんも言ってきた。
「頑張ろうって気になるな」
「そうよね」
花子さんはたんころりんの言葉に同意して頷いた。
「私達もね」
「全くだ、ではな」
「頑張っていきましょう」
「皆でな」
「さて、皆さんもどうぞ」
御成はここで一堂にお茶を出してきた。
「これで喉を潤して下さい」
「お茶なんだな」
画材眼魔はそのお茶を見て言った。
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