第105話 難楼討伐 中編
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えるでしょう」
「何故、私がそのような恥さらしをせねばならない」
私は片手で顔を覆いました。
「これは正宗様が名を捨て、難楼達を救うという実を取る覚悟がおありかということです。間違い無く我が軍と白蓮殿達には軽蔑されるでしょうね」
「わかりきったことを言うな」
みんなのことより麗羽のことが恐ろしい。
間違い無く刺される。
「さっきのは冗談です。白蓮殿達はともかく、我らはあなた様がどのような方か理解しています。ですが、お決めになるのは正宗様なのです〜」
風はアメを舐めるのを止めると、私に真剣な表情で言いました。
私が誹りを受けるだけで、救える命があるというなら・・・・・・。
「白蓮達は私が抑えておく。風、お前は今から急いで難楼達の元に行け!」
「御意! この程c、この役目必ずや纏めてみせます」
「頼んだぞ。それより風・・・・・・、お前の名前は程立ではなかったか?」
「今日から私は程cなのですよ〜。それでは失礼いたします」
程立が程cの名前に変えるのは史実では曹操に使えるときだったはずです。
風は私に仕えることを覚悟してくれたのでしょうか?
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