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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第12話 新たな仲間との出会い
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モンーー『ハックモン』はセレナとガブモンにそう名乗る。
セレナ「ハックモン、この子はどうしてカプセルの中に?」
ハックモン「……わからない。俺がここに来た時には既にこうなっていたんだ。俺自身この子をどうやってこのカプセルから出せば良いかわからず、困っているんだ」
ガブモン「そうだったのか……じゃあ、ハックモンが俺達に攻撃を仕掛けて来たのは……」
ハックモン「ああ、偶にだが凶暴なデジモンがこの施設に入り込んで来て、この子の命を狙って来ることが多かったからな……余計に神経質になって、思わずお前達に攻撃してしまった。本当にすまない……」
ガブモン「ハックモンはパートナーを守ろうと必死だったんだから、俺達に対して警戒するのは当然だよ」
セレナ「そうですね。ところで、この子はなんて名前なんですか? パートナーデジモンって、確かパートナーの名前がわかるんですよね?」
ハックモン「それが……わからないんだ」
セレナ・ガブモン『え?』
ハックモンのその言葉にセレナとガブモンは疑問符を浮かべる。
ガブモン「名前がわからないって、その子は君のパートナーなんだろ?」
ハックモン「ああ、それは間違いない。だが、何故かこの子の名前がわからないんだ。もしかしたらだが……」
セレナ「何か思い当たることでも?」
ハックモン「……この子には名前が無いんじゃないかな?」
セレナ・ガブモン『っ!?』
ハックモンの推測に、セレナとガブモンは驚きの表情を浮かべる。
ガブモン「な、名前が無いなんて、そんな馬鹿な……!」
ハックモン「俺だって自分でも馬鹿なことを言っている自覚はあるさ。だけど……何となくだが、この子から普通とは違う何かを感じるんだ。名前がわからないのも、このカプセルに入れられてるのも、たぶんそれが関係しているような気がするんだ……」
セレナ「普通とは違う何か……(もしかして、この子はこの研究施設の人達に『実験体』にされていたんじゃ……)」
ハックモンの『普通とは違う何か』と言う言葉から、米国の聖遺物研究機関F.I.S.でフィーネの魂の器を見出す観測対象の孤児ーーレセプターチルドレンとして過ごして来た過去があるセレナは、カプセルの中にいる銀髪の少年がこの研究施設の研究者達によって実験体にされていたのでは無いかと推測する。
セレナ「(例え、この子が普通とは違う存在であっても……!) ガブモン、何とかこの子をカプセルから出しましょう。ハックモンの為にも、この子をそのままになんてできないよ」
ガブモン「うん、そうだね」
ハックモン「すまない、恩に切る」
セレナ「まずはこのカプセルを操作できそうなボタンやパネルを……」
セレ
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