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夢幻水滸伝
第百八十二話 枢軸の神具その十二
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んやな」
「うむ、しかし貴殿ではまだ東京のことは知らないな」
 日毬はマリーナ自身に彼女のそのことを話した。
「これから少しだけ話していいか」
「東京のことをやな」
「うむ、いいか」
「ああ、頼むわ」
「ではな」
 日毬はマリーナの返事に頷いた、そうしてあらためてその街のことを話した。


第百八十二話   完


                     2020・10・15
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