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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
約束と町興しと大事なランタン
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いい。それに、マイをメスにしちまった責任もとる形で結婚するっていうことに落ち着いた。」
責任の取り方がわからねぇ!
「ともかくおめでたいことだろ。誠も一時期舞に夢中になってた時期があるって聞いたし、ここは素直に拍手でも送ってやったらどうだ?」
「お前それどこから聞いた?」
「barにいた海賊。」
?
それから
「ええ、大変お綺麗です。舞さん。」
昼食を摂ったあと、何故かカマホモ野郎の試着もといお披露目会へと連れていかれた。
紫式部と楊貴妃の二人に着付けしてもらい、和装の白無垢を身にまとったカマホモ野郎。
「どうかな?」
「ああ、昨日も見たが思わず見惚れちまいそうだ。」
「とっても綺麗。ジパングの着物だもの!舞さんに似合わないはずがないわ!」
「はい。眼福です。本来なら私とお揃いの肚兜を着せたかったのですがやはりここは人生の晴れ舞台。真っ白で純粋な気持ちで臨んでもらうようここは白無垢にいたしました。」
「お兄様の花嫁姿…ゴッホ、感激です。」
とまぁ、カマホモ野郎のお友達ことフォーリナー組は大絶賛。
「あの…。」
「はい?」
その着付けをした1人である紫式部に恐る恐る尋ねる。
多分この人はまだ、常識のある人だと信じて
「やっぱ疑問に思いません?男ですよ?男が花嫁って。」
「確かに、私も最初はそう思いました。」
ほらやっぱそう思うだろーよ。
…?
え?最初はそう思いましたっつった?
「しかし愛の形は人それぞれ、私と葵様が性別を超え愛し合うように、この世界では愛の形は様々なのです。既存の物に囚われてはいけない。舞さんと北斎さんの二人を見て香子、そう痛感させられました…。」
手遅れだったわ。
「探偵さんもどう?似合う?」
「…。」
似合うわけねーだろ頭イカれてんじゃねーのか人間のフリした犬もどきの変態ドMカマホモ野郎。
なんて言ってやりたいが…いえない。
だって
「…。」
「…。」
「…。」
ご友人方がめっっちゃ睨んでくるんだもん。
ねぇなにあれ?そっくりさんだって言ってたけどあれ絶対紛うことなき"本物"だよね?
足元から触手出てるし、チロチロ青い炎出てるし、ゴッホカッター回転し始めてるし。
「探偵殿?」
「あ、あーうん。似合ってると思う。」
「だよね!そう言われると嬉しいな!」
上機嫌なカマホモ野郎。
だってそう言ってなけりゃ俺今頃SAN値ゴリゴリ削られてたもん。
てかマジでなんだあいつ。
なんでこんなやべークラスことフォーリナーと知り合いなの?
?
それから日が暮れるまでいろーんなお披露目会に付き合わされ、結局夜になり俺はホテルもとい自宅へと帰る。
その時のことだ。
「渡
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