『Go on』
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また死にたい時があっても、二度と負けないように、折れないように。
強く、強く、誰よりも強くって、意地だけで生き抜いてきた気でいた。
でも其処には必ず背中を押す貴女が在った。
優しく、あったかく包み込んでくれる貴女が在った。
誰よりも肯定してくれた。赦してくれた。どれだけ掬われたか解らない。
貴女のすべてを抱き締めて眠りについた日、あの時に産まれ変われた気がする。
貴女と共に在ったから、どれだけの悲劇に遭っても今此所迄走り続けて来れた。
でも人生のゴールはまだまだ先で、途方もない旅だから此の先も走り続けて行けるか怖い。
どうか、どうかまたあの頃みたいに強くさせて、誰よりも強く...。
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