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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第11話 烈火の拳よ、響け! 炎の闘士アグニモン
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いおい、大丈夫かよ……?」
苦笑する響を見て、フレイモンは少し心配になるのだった。
フレイモンが心配なるのも当然である……何故なら響は彼女の仲間であるクリスからバカと言われることが多い『アホの子』なのだから(苦笑)
響とフレイモンが姉弟漫才のようなやり取りを繰り広げる中……
レオモン「……」
レオモンは言葉を発する事なく、無言で2人を見ていた。
そんなレオモンを見て、響は……
響「ね、ねえフレイモン、レオモンって良いデジモンなんだよね……?」
フレイモン「? そうだけど、どうかしたか?」
響「それなら……何で私達に殺気を向けて来てるの……?」
フレイモン「え?」
フレイモンにそう言い、響の言葉にフレイモンがレオモンの方に視線を向けると……
レオモン「選ばれし乙女……抹殺する!」
響・フレイモン『っ!』
その言葉と共に放たれた殺気に、響とフレイモンは身の毛がよだつような感覚に襲われる。
そして、レオモンは拳を構えると……
レオモン「獣王拳!!」
響・フレイモン『っ!?』
拳から必殺技である獅子の形の闘気を響とフレイモンに向けて放つ。
フレイモン「危ない!」
響「うわぁっ!?」
フレイモンが咄嗟に押し倒したことで響はレオモンの攻撃を回避し、レオモンの獣王拳は2人の近くにあった木を薙ぎ倒した。
フレイモン「大丈夫か、響!?」
響「あ、ありがとう、フレイモン……でも、何で私達レオモンに攻撃されてるの!? レオモンを怒らせるようなことしてないよね!?」
フレイモン「さあな……だけど今のレオモンを見て、1つだけわかったことがある」
響「え?」
フレイモン「今のレオモンが正気を失って、俺達の敵になってることだけは確かだ!」
響「っ!」
レオモン「……」
レオモンは腰に携えている妖刀ーー『獅子王丸』を鞘から抜き、響とフレイモンに向かって駆け出す。
響「く、来るよ!」
フレイモン「響、下がってろ! レオモンは俺が何とかする!」
響「ちょっ、フレイモン!?」
フレイモンもレオモンに向かって駆け出す。
フレイモン「くらえ! ベビーサラマンダー!!」
フレイモンはレオモンに向けて必殺技の炎のオーラを拳から打ち出すが……
レオモン「ぬんっ!」
レオモンは手に持つ獅子王丸でフレイモンの必殺技を容易く斬り裂いた。
フレイモン「ちっ、流石は成熟期の中でもトップクラスのデジモンだな! だけど、響を守る為にもお前にやられる訳にはいかないんだ!」
フレイモンは拳に炎を纏わせたままレオ
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