始まりから夏休みまで
☆もう我慢できない話
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んは笑って誤魔化す。
「イキたいかい?」
「うん。イキたいよぉ…?」
「ふーん…そうかい………
……じゃあやーだヨ?」
「っ!?」
じゃあってなんなんだ。じゃあって。
「なんで…なんでよぉ…?」
「おれはもっとマイの嫌がる顔が見てぇのサ。ほら、もっといい表情しとくれ?」
「…この…鬼!悪魔!!」
「おうおうなんとでも言いな。言った分寸止めするからナ。」
「…!!」
こうして僕は…何も出来なくなり何も言えなくなったのだった。
?
それから…生き地獄は一週間続いた。
目の前でオナニーを見せつけられ、風呂場では性感帯を重点的に愛撫され、夜は夜でずーっと焦らしプレイが続く。
この7日間が一ヶ月にも感じられた。
そして…
「…。」
発散できない性欲は僕を満足に寝かせてはくれない。
時計を見ると朝4時。
こんな早くに起きてしまった。
「お早いお目覚めだナ。」
気が付くと目の前にはお栄ちゃん。
煙管を片手に煙をくゆらせ、ニヤニヤしながらこちらを見ている。
「お栄ちゃん…!ぼく…ぼくね…!」
頭がもうえっちなことしか考えられない。
ズボンを押し上げるそれをお栄ちゃんに見せ、今度こそイかせて欲しいと懇願する。
なりふりかまってられない。冷静になれない。
イかせて欲しい…。
「ああ、言いたいことは分かってる。でもその前にだ。」
煙管を一度机の上に置くと、お栄ちゃんはベッドに乗り、僕の上に跨った。
「種明かしといこうか。」
「種…明かし?ってちょっと!?」
何をするのか、そう思った次の瞬間お栄ちゃんは左手のギプスを無理矢理外し始めたのだ。
「お、お栄ちゃん!!待って!まだ怪我が!!」
僕の言葉を無視し、数秒と経たずに左手のギプスは剥がされた。
しかし…
「あれ…?」
動かせる…?
痛くないし…それに普通に曲げたり伸ばしたりできる。
治った?いや違う…まさか…。
「医者に無理言って"何ともない左腕"にもつけてもらったのサ。まさかあんな素直におれの言うこと信じるとは思わなかったけどナァ!あっはははは!」
つまり…最初から左手は無事だった?
「どうだい?一週間も騙され、寸止めされまくった感想は?」
「…。」
ふつふつと…何かが込み上げてくる。
精液じゃない。腹の底から、熱いものが煮えたぎってくるんだ。
「…マイ?」
「お栄ちゃん…!!」
がしっと右腕をつかみ、そのまま押し倒す。
普段は力負けする非力な僕だけど、今回だけは違った。
「マ…マイ?わ、悪かったヨ。ほら、謝るから…ナ?」
「許さない…!!」
着ていたワイシャツを強引に破り捨てる。
恐らく裸ワイシャツとかそ
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