諜報網の再構築と新部隊設立
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じガリア本国にいるガリア王ヘ送った。
そしてその夜
総統官邸の大理石の広間において、ジョゼフ率いる交渉団とヒトラー率いるナチスドイツの幹部達との交流会を兼ねた晩餐会がおこなれる事となった。
「おお…」
「なんて豪華な料理なんだ…」
今回の晩餐会において、ドイツ側はフランスの有名レストランのシェフとドイツのホーエンツォレルン家やオーストリアのハプスブルク家に仕えていた宮廷料理人を動員し料理を作らせた為、その豪華さと芸術性にガリア王国の使節団達は目を奪われていた。
そして外交団達が席に座ると、まずは料理長のスピーチ、そして続いてドイツ第三帝国総統であるヒトラーのスピーチが始まった。
「我がドイツを支える我が党の同志達、今日はまさに我がドイツ千年の歴史の1ページに残る人なった!我が帝国は欧州を支配するまでの国家再建の道のり、その後の戦争、そしてそれに続くこの世界への転送により何度も苦難と試練に満ちた日々を歩んで来た、しかし我が国はこうして新たなる友人、新たなる同胞となるガリア王国の友人達をこうして我が帝国の都へと招き、友情を結ぶ第一歩を踏み出した!今日この日より、両国はは新たなる良き歴史を歩む事となるだろう!!!我が国とガリアの未来と友情を祝し!ジーク・ハイル!!」
「「「ジーク・ハイル!!ハイル・ヒトラー!!Heil ・Freundschaft!!ジーク・ハイル!!ハイル・ヒトラー!!Heil ・Freundschaft!!ジーク・ハイル!!ハイル・ヒトラー!!Heil ・Freundschaft!!!」」」
ヒトラーの演説が終わると同時にナチス幹部達は皆一斉にナチス式敬礼を行いながらそう叫び続けた。
そして
「では、我がガリアとドイツの友好を願い!Prosit!」
最後にヒトラーがそう言うと皆グラスを掲げ、シャンパンを喉に流し込み、それが終わると食事を始めた。
「如何ですかな、どれも我が国で獲れた食材で作らせ、ワインやシャンパンも最高級の物を用意させました」
「どれも素晴らしい料理ですな。この国が技術だけでなく、文化面でも素晴らしく発展している事を改めて理解できました」
「気に入っていただけで幸いです」
ヒトラーは笑顔でジョゼフにそう言った。
「いや〜最初はこの任務嫌だと思ってはいたけど、こんなうまい物を食べられて、悪い任務じゃなかったな」
「全くだ、それに料理だけじゃなくてこの国の街並みや衛生環境は素晴らしいとしか言えないな〜俺は侯爵家出身だがどうせ次男だから、いっその事ドイツに移住しようかな〜」
ついこの前まで文句を垂れていた貴族達はドイツで受けたもてなしに気を良くし、中にはドイツに移住したいとまで言い出す者も居た。
それから次の日
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