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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第10話B 掴んだ手掛かり……いざ、ムゲンマウンテンへ!
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切歌の言葉にオーガモンが疑問符を浮かべていると……
調「ヌメモン達、必殺技のスタンバイよろしく♪」
ヌメモンA「よっしゃあああっ!!」
ヌメモンB「任せろおおおおっ!!」
ヌメモンC「お姉ちゃん達の為にもやってやるぜえええっ!!」
調に言われ、ヌメモン達が必殺技のアレを投げ付けようとスタンバイしていた……所謂脅しである(笑)
オーガモン「げげええっ!?」
それを見たオーガモンは顔を真っ青にする。
オーガモンと言えど、ヌメモン達の必殺技のアレを食らうのだけは御免被りたい。
よって、彼が取れる選択肢は1つしか無かった。
オーガモン「わ、わかった! 俺の知ってる限りで良ければ全部話すから!! それだけは、ヌメモンの必殺技だけは勘弁してくれえええええええっ!!!」
はやて「うんうん、正直で結構や♪」
調「ですね♪」
切歌「デスデース♪」
なのは「……何か私達の方が悪者のように見えるのは気の所為かな……?」
ギンガ「私もそんな気が……」
炎真「あはは……でも、ツナ君達の手掛かりを得る為にも今はなりふり構っていられないですから、なんとしてもオーガモンの口を割らせないと」
炎真の言う通り、今は逸れた仲間達の情報がどうしても欲しい時なので手段を選んでいる場合で無いのも確かである。
はやて「ほな早速質問やけど、私達以外の人間と戦ったちゅう話やったと思うけど、何処で戦ったんや?」
オーガモン「……タネモンの村だ」
はやて「タネモンの村?」
もんざえモン「ここおもちゃの町から離れた場所にある幼年期デジモン達が住む村ですね」
翼「なるほど、私がここに来る前に訪れたピョコモンの村のようなものか」
もんざえモン「ええ。後でこのファイル島の地図をお渡ししますので、そこへ向かわれては如何でしょうか?」
奏「サンキュー、助かるよ♪」
オーガモン「仲間の居場所が分かれば十分だろ? そろそろ俺様を……」
翼「まだ質問は終わっていない。貴様は昨夜はやてを選ばれし乙女と呼んで襲撃したようだが、選ばれし乙女とは何だ?」
翼はオーガモンを解放せんとばかりに、次の質問を投げた。
オーガモン「ちっ、わあったよ……俺様も詳しくは知らねえが、選ばれし乙女ってのはこのデジタルワールドが暗黒の力に覆われた時に別世界からやって来て、パートナーデジモンと共にこの世界を救う伝説の存在らしいぜ」
調「で、伝説の存在……?」
ギンガ「わ、私達が……?」
切歌「おお〜! 何かかっこいいのデース!♪」
翼「ピヨモン達パートナーデジモンがいる今の私達は、確かにその伝説の存在に合致しているな」
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