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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第10話B 掴んだ手掛かり……いざ、ムゲンマウンテンへ!
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深夜の森の中にて、逸れた仲間達の手掛かりとなる情報を持つオーガモンに遭遇したはやてとピコデビモン。
そのオーガモンに襲撃されるが、ピコデビモンが進化したウィザーモンと、はやての怒りのビンタによって返り討ちにし、逆にオーガモンを捕まえるのだった。
そして、時はその翌朝となり……
オーガモン「ん……んん……? ここは、何処だ……?」
はやてとウィザーモンの攻撃で気絶していたオーガモンが目を覚ますと……
はやて「お、漸く目を覚ましたようやなぁ♪」
オーガモン「っ!」
オーガモンを気絶させた張本人のはやてとウィザーモンだけで無く、なのはとブラックウォーグレイモン、奏とジオグレイモン、翼とバードラモン、ギンガとガオガモン、調とトゥルイエモン、切歌とレキスモン、炎真とグラウモンとそれぞれパートナーデジモンを進化させた状態で警戒態勢に入っており、さらにその周りにはもんざえモンとヌメモン達がいるのだった。
そして、オーガモン自身はおもちゃの町の広場の真ん中にある柱に縄で厳重に縛り付けられていた。
オーガモン「て、てめえらは……!」
はやて「おっと、下手な抵抗はせえへん方がええよ。暴れればここにいる全員を相手にすることになるからなぁ♪」
ウィザーモン「満身創痍なその体でここにいる全員を相手にする余力が無いことは、貴様自身がよく分かっている筈だ」
グラウモン「……」
ブラックウォーグレイモン「……」
ジオグレイモン「……」
バードラモン「……」
ガオガモン「……」
トゥルイエモン「……」
レキスモン「……」
もんざえモン「この町で荒らすことは私が許しません……!」
オーガモン「くっ……!」
オーガモンは拘束を無理矢理解こうと考えたが、目の前にいるグラウモン達成熟期8体(内1体はパワーダウンしてるだけだが)と、完全体のもんざえモン相手に分が悪いと即座に判断し、ひとまず大人しくすることにした……自身がこのようになった元凶になったはやて達を睨み付けながら。
オーガモン「お、俺様を捕らえて何をしようってんだ!?」
翼「貴様に色々と聞きたいことがあってな。正直に話してくれれば手荒な真似はしない」
オーガモン「けっ! てめえらに話すことなんざ何もねえよ!」
奏「へえ〜、そんな態度取って良いのか?」
調「自分の立場がまだ分かってないみたいだね」
オーガモン「何だと!?」
切歌「さっきはやてさんが下手な抵抗はしない方が良いって言ったデスし、翼さんも正直に話せば手荒な真似はしないって言ったデスよね? つまり、話すことを拒否すれば……この子達の必殺技を受けることになるデスよ♪」
オーガモン「へ?」
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