第四百四十六話 妖怪達との出会いその五
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「もうやること為すこと全部悪い方向に行くからな」
「それではわしが役立たずみたいではないか」
「実際おっさんがやったことが全部騒動になってきただろ」
ユルセンは怒る仙人に即座に返した。
「だから言うんだよ」
「くっ、わしはあくまでだな」
「よかれと思ってやってたんだろ」
「そうだ、そのことは言うぞ」
「それが全部読みと詰めが甘くて悪い方向にいくんだよ」
そうなってきたというのだ。
「だから余計なことはせずにな」
「寝ていろとでもいうのか」
「実際に今いつも寝てばかりだろ」
「修業はしておるぞ」
「一日五分だけだろ」
「三分だ」
「余計に酷いだろ」
「まあこのおっさんは置いておいてな」
ねずみ男も仙人のことは幹って言った。
「それでな」
「天空寺さん達とだね」
「色々やっていこうな」
こう鬼太郎に話した。
「そうしていこうな」
「では宜しくお願いします」
鬼太郎は天空寺に頭を下げて言った。
「これから」
「こちらこそ」
天空寺も頭を下げて応えた、こうしてライダー達は今度は妖怪達と共に神と戦うことになった。そしてだった。
早速鬼太郎達の世界に行くことになったが。
寺の階段を降りるとそこにだった。
天空寺のそれに酷似した門があった、御成はその門を見て言った。
「お寺にいる妖怪も多いですからな」
「はい、そうなんです」
鬼太郎は御成のその言葉に応えた。
「これが」
「だからこの門なのですな」
「そうですね、それじゃあ」
「今からこの門を開いて」
「僕達の世界に行きましょう」
「そうしましょうぞ」
「門の向こうは妖怪の森です」
そちらに出るというのだ。
「ですから」
「そこに他の方がおられますな」
「妖怪の森にいる皆が」
その妖怪達がというのだ。
「待っています」
「それではですな」
「皆ともお話して下さい」
「そうさせて頂きますぞ」
御成は確かな顔で頷いた、そうしてだった。
ライダー達は鬼太郎が開いた扉を潜って彼等の世界に入った、するとそこは緑の多い深い森だった。
その森に出るとだ、すぐにひらひらと飛ぶ横長の先が細くなっている手と顔がある白い布がやって来た。
「鬼太郎しゃん、この人達がばいね」
「うん、仮面ライダーだよ」
鬼太郎はその妖怪に答えた。
「この人達がね」
「やっぱりそうばいね」
「そう言う貴方は一反木綿ね」
アカリはその妖怪に微笑んで声をかけた。
「そうね」
「そうばい、おいのこと知っとると」
「妖怪のことも勉強したことがあるから」
それでとだ、アカリは一反木綿に答えた。
「知ってるわ」
「それなら話は早かとね」
「塗り壁ーーーー」
今度は大きな石の壁に手足と顔がある妖怪が出て来た
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