第四百四十六話 妖怪達との出会いその三
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「まずはお話をしましょう」
「それがいいですね」
「わし等のことも話したいし」
「ライダーの人達のお話も聞きたいですしね」
「そうじゃのう」
「それであんた達がねずみ男さんの仲間か」
アランは二人に問うた。
「その鬼太郎さんと目玉の親父さんか」
「はい、そうです」
まずは少年が答えた。
「僕がゲゲゲの鬼太郎です」
「目玉の親父と呼ばれておりますじゃ」
小人も名乗った。
「宜しくお願いしますですじゃ」
「こちらこそな、しかしあんた達人間じゃないな」
アランはすぐにこのことを言った。
「そうだな」
「はい、僕達は妖怪です」
鬼太郎はすぐに答えた。
「妖怪の森から来ました」
「妖怪の森、妖怪達の棲み処か」
「その通りです」
「やはりそうか」
「実はその妖怪の森に眼魔が来てるんだよ」
ねずみ男が言ってきた。
「それで俺達は今連中と戦ってるんだ」
「そうなのか」
「ったく、迷惑なことだぜ」
ねずみ男は両手を自分の頭の後ろにやって言った。
「俺達ァ気楽に暮らしたいってのによ」
「全くじゃ、何で戦いを仕掛けてくるのか」
目玉の親父も言う。
「わからんのう」
「それがスサノオだ」
深海がその疑問に答えた。
「そのことも話そう」
「そうしてくれますか」
「これからな」
「じゃあ今から御成さん達を呼ぼう」
天空寺も言ってきた。
「そうしよう」
「そうだな、そしてお互いのことを話そう」
「それが一番だ」
深海とアランは天空寺の言葉に賛成した、そうしてだった。
すぐに御成やアカリ達が寺の本堂の前に集められそこに鬼太郎達も入ってお互いのことを話した。その後で。
話を聞いた御成は腕を組んで言った。
「よくわかりました」
「ああ、こっちもな」
ねずみ男は御成にお茶を飲みつつ応えた。
「よくわかったぜ」
「貴方達も大変でしたね」
「ああ、ぬらりひょんやら何やらあってな」
「今度はスサノオですか」
「一体何だこいつ等って思って戦ってたらな」
それがというのだ。
「スサノオが出て来てな」
「眼魔とですな」
「出してる連中のことも言ってきてだよ」
「自分が神ということも」
「言ってきてな、それでな」
そのうえでというのだ。
「仮面ライダーの連中を連れて来て自分と戦えっていうんだ」
「それで、ですな」
「俺と鬼太郎と親父が目の前に出た門を潜ってな」
「こちらの世界に来てですか」
「そうしたもう目の前がこの寺の門だったんだよ」
「それで直感でこのお寺にライダーの皆さんがおられると思いまして」
鬼太郎も言ってきた。
「お邪魔した次第です」
「左様ですか」
ジャベルは礼儀正しい正座で応えた。
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