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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百四十六話 妖怪達との出会いその一
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               第四百四十六話  妖怪達との出会い
 天空寺タケルは深海マコト、アランと共に大天空寺での座禅を終えてそのうえで今は縁側でくつろいで茶を飲んでいた。
 その中でアランはたこ焼きを食べながら言った。
「修行の後はやはりこれだ」
「たこ焼きなんだね」
「これが一番だ」
 天空寺に食べつつ答えた。
「何といってもな」
「アランは本当にたこ焼き好きだよな」
「そうだな、俺も好きだが」
 深海は今は羊羹を食べつつ言った。
「こちらもだ」
「マコト兄ちゃんは色々食べるね」
「お茶を飲む時もな」
「そうだよね」
「あちらの世界でも食べている」
 アランはたこ焼きを食べつつこうも言った。
「このたこ焼きをな」
「そうなんだ」
「兎に角私としてはだ」
「たこ焼き好きなんだね」
「こちらの世界の仕事にもしている」
「そういえばアランのたこ焼き人気があるよ」
「美味いとしてだな」
「そうだよ」
 天空寺はアランに答えた。
「それでね」
「だから売れ行きもいいな」
「そうだよ」
「それは何よりだ、あの人の味をな」
 たこ焼きのそれをというのだ。
「残していきたい」
「お婆さんのだね」
「そう思いながらだ」
「たこ焼き作っているんだね」
「そして食べている」
「それで今もだね」
「そうだ」
 こう言いつつたこ焼きを食べるアランだった、そして。
 ふと三人の前に青がかった灰色のフードの様な身体全体を覆っている服を着た面長で鼠の様な髭を生やした男が出て来て言ってきた。
「ちょっと一個貰えるかい?」
「誰だ、あんた」 
 深海はその男を見て彼に問うた。
「見たところ只の人間じゃないな」
「あれっ、俺のことわかるんだな」
「気配が違う、妖怪か」
「ああ、半分な」
「そうか」
「俺はビビビのねずみ男って言うんだよ」
 男は名乗りつつアランからたこ焼きを一つ受け取って食べた。そして食べ終わってからさらに言った。
「元々こっちの世界にはいないぜ」
「別の世界から門を潜って来たか」
「そうそう、あんた話が早いな」
「いつものことだからな」
「いつもっていうと他の世界から人が来ることがか」
「俺達も実はそうだしな」
「成程ねえ。ってことはあんた達が仮面ライダーだな」
 ねずみ男は天空寺達に尋ねた。
「そうだな」
「そうだと言ったら」
 アランはその目を鋭くさせて言葉を返した。
「どうする」
「いや、こっちの世界に着いて早速会えるなんて運がいいな」
「そうなのか」
「実は今困っていてな」
「スサノオが仕掛けてきたな」
「そこまでわかってるならいいな、それでなんだよ」
 ねずみ男はたまりかねた様な口調で言った。
「俺達に眼魔っていう連中出して喧
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