第112話
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「つーか、どうせお前も他の連中のように”性魔術”でリィンの”守護天使”になったんだろう?あんのリア充野郎……!今度はロリ巨乳なんてレアなジャンルにまで手を出しやがったのかよ!?」
「しかもそこに”天使族”というジャンルまで加わるからねぇ。リィン君の周りには様々なジャンルの女の子達が自然に集まるのは相変わらずだねぇ。」
「リ・ィ・ン〜〜〜〜〜!?」
「ク、クロウ君……アンちゃん……それにアリサちゃんも今はそこを気にしている場合じゃないよ……」
レジーニアの説明を聞いたフィーとラウラは真剣な表情で呟き、クロウは疲れた表情で溜息を吐いた後ミリアムやアルティナのような小柄な体でありながら服を着ていてもすぐにわかる程の豊満な胸があるレジーニアの体つきを見て悔しそうな表情で、アンゼリカは苦笑し、アリサは膨大な威圧を纏って怒りの表情を浮かべてそれぞれリィンを思い浮かべ、三人の様子に仲間達と共に冷や汗をかいて脱力したトワは表情を引き攣らせながら指摘した。
「フム……そちらの金髪の君はあたしと主の関係に随分と嫉妬しているようだが……ははぁん、なるほどそうか。君がベルフェゴール達の話にあった”Z組”の女性達の中で主に情を寄せている事が一番あからさまでわかりやすい”アリサ”とやらか。」
「な、なななななな……っ!?ベルフェゴール達は貴女に私に関して一体何を吹き込んだのよ……ッ!?」
「あの痴女達に自分の知らない所で好き放題言われていることには同情するけど、今は無視しておきなさい。――――――それよりも、あたし達の前に現れたって事はまさかあたし達を阻むつもりなのかしら?」
意味ありげな笑みを浮かべたレジーニアに視線を向けられて指摘されたアリサは顔を真っ赤にして混乱した後声を上げ、アリサの様子に仲間達と共に脱力したサラは呆れた表情で指摘した後気を取り直してレジーニアに問いかけた。
「理解が早くて助かるよ。”研究者”であるあたしは”戦い”のような非生産的な事をするのは好まないが、主には色々と便宜を図ってもらっているからね。世話になっている主への”義理”を果たすのも”守護天使の務め”というものだ。」
「フン、”戦い”を好まないならば今すぐ退け。幾ら貴様が”天使”だろうと”研究者”を名乗るならばたった一人で俺達を阻むことが”不可能”や”非効率的”である事くらいは理解しているのではないか?」
サラの問いかけに対して答えたレジーニアの答えを聞いたアリサ達がそれぞれ血相を変えて武装を構えている中ユーシスは鼻を鳴らしてレジーニアを睨んで問いかけた。
「おや、あたしが”いつ一人で君達を阻むと言ったのかな?”」
「何だと……!?」
「その口ぶり……どうやら他にもいるようね……!」
ユーシスの指摘に対し
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